特許
J-GLOBAL ID:200903075805208088

金属材料の塑性ひずみ同定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-149958
公開番号(公開出願番号):特開2007-322151
出願日: 2006年05月30日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】 金属材料の塑性ひずみを同定するための高精度なパラメータを簡単且つ迅速に得られるようにする。【課題解決の手段】 電子後方散乱回折を用いて多結晶体金属の表面観察を行い、当該表面観察により得られた結晶方位データに基づいて金属材料の塑性ひずみを同定する方法において、先ず材料表面を格子分割して各点で結晶方位を測定し、当該測定した結晶方位を用いて結晶方位分布を求めると共に、当該結晶方位分布から結晶粒を同定し、次に、同一結晶粒内の複数の点において結晶方位を測定し、当該測定した結晶方位を用いて当該結晶粒についての中心方位を演算すると共に、当該中心方位と当該結晶粒内の各点との間の方位差の平均値である結晶方位差を演算し、更に、前記多数の結晶粒について算出された各結晶粒の結晶方位差の対数平均を演算すると共に、当該対数平均値を用いて、予め知得されている対数平均値を塑性ひずみ量との相関関係から、前記演算した対数平均値に対応する塑性ひずみ量を求める。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電子後方散乱回折を用いて多結晶体金属の表面観察を行い、当該表面観察により得られた結晶方位データに基づいて金属材料の塑性ひずみを同定する方法において、先ず材料表面を格子分割して各点で結晶方位を測定し、当該測定した結晶方位を用いて結晶方位分布を求めると共に、当該結晶方位分布から結晶粒を同定し、次に、同一結晶粒内の複数の点において結晶方位を測定し、当該測定した結晶方位を用いて当該結晶粒についての中心方位を演算すると共に、当該中心方位と当該結晶粒内の各点との間の方位差の平均値である結晶方位差を演算し、更に、前記多数の結晶粒について算出された各結晶粒の結晶方位差の対数平均を演算すると共に、当該対数平均値を用いて、予め知得されている対数平均値と塑性ひずみ量との相関関係から、前記演算した対数平均値に対応する塑性ひずみ量を求めることを特徴とする金属材料の塑性ひずみ同定方法。
IPC (1件):
G01N 23/203
FI (1件):
G01N23/203
Fターム (6件):
2G001AA03 ,  2G001BA15 ,  2G001CA03 ,  2G001GA01 ,  2G001KA12 ,  2G001LA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特許第3608245号
  • 特許第3624553号
  • 特許第3624553号
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引用文献:
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