特許
J-GLOBAL ID:200903075816713973

タイヤ軽量盛土構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光田 敦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-173205
公開番号(公開出願番号):特開2001-003366
出願日: 1999年06月18日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 傾斜または軟弱地盤上に廃タイヤを用いて強固且つ耐震性に優れた低コストかつ簡易に施工可能なタイヤ軽量盛土構造体を提供する。【解決手段】 複数本のタイヤ柱1が互いに当接するように格子状または千鳥状に縦横に配列され、このタイヤ柱1は、積み重ねられた複数のタイヤ2と、ホイール孔3内に内型枠4を介して築造されたコンクリート芯柱6とから成り、芯柱6は、互いに隣接する芯柱6と格子状またはトラス状の連結鉄筋5で互いに連結されるとともに、芯柱6の外周面は、タイヤ2の内縁によって外周から拘束されことによって、タイヤ軽量盛土構造体7全体が、タイヤ柱1と芯柱6とともに一体に強固に結合されたハイブリッド構造に形成される。
請求項(抜粋):
【請求項1】 通常の盛土を支持するには支持力が不足する傾斜地盤または軟弱地盤上において一種の盛土体として構築され、その天端上に道路や造成平場を支持するタイヤ軽量盛土構造体であって、上記タイヤ軽量盛土構造体は、複数本のタイヤ柱が互いに当接するように格子状または千鳥状に縦横に配列されて成り、上記複数本のタイヤ柱は、芯柱を有する複数本のタイヤ柱のみから成るか、又は芯柱を有する複数本のタイヤ柱と芯柱を有さないタイヤのみを積み重ねただけの複数本のタイヤ柱とから成り、上記芯柱を有するタイヤ柱は、積み重ねられた複数のタイヤと、該複数のタイヤのホイール孔内に内型枠を介して築造されたコンクリートや砂礫からなる芯柱とから成り、上記芯柱は、互いに隣接する芯柱と格子状またはトラス状連結鉄筋で互いに連結されるとともに、上記芯柱の外周面は、タイヤの内縁によって外周から拘束されることによって、上記タイヤ軽量盛土構造体全体が、タイヤ柱と芯柱が一体に強固に結合されたハイブリッド構造に形成され、上記タイヤ軽量盛土構造体の上載荷重は、上記タイヤで補強された多数の上記芯柱で分散支持されて地盤に安全に伝えられるとともに、地震時での地盤からの振動は上記タイヤで吸収され制振されることを特徴とするタイヤ軽量盛土構造体。
IPC (2件):
E02D 17/18 ,  B09B 5/00
FI (2件):
E02D 17/18 Z ,  B09B 5/00 D
Fターム (5件):
2D044CA08 ,  4D004AA07 ,  4D004AA26 ,  4D004AA50 ,  4D004BA02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭55-007312
  • 特開昭49-043403

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