特許
J-GLOBAL ID:200903075817816008

羽根車式の流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-248116
公開番号(公開出願番号):特開2006-064560
出願日: 2004年08月27日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】複箱型接線流羽根車式の流量計において、計測結果が実際の送水量より漸減し、又は増加するのを解消して、計測精度の向上を図る。【解決手段】計測室Mに臨む羽根ボス29の周面29aを流出側に拡がるテーパー状に形成する。これによれば、実質的に流出側(上方側)に係る羽根体30の翼面積を、流入側(下方側)よりも小さくできるので、渦の発生を効果的に抑えることができる。加えて、流入側(下方側)の翼面積は大きく確保されているため、羽根車10の回転効率が損なわれることもない。これにて、回転効率を良好に担保しながら、渦の発生を効果的に抑えることができるので、高流量域におけるマイナス誤差の発生を小さくできる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
流入口(2)と流出口(3)とを備える主ケース(1)と、主ケース(1)内に装填される有底筒状の内ケース(5)と、内ケース(5)の上部に装着される上ケース(6)とを備えており、 内ケース(5)の内底面と上ケース(6)の外底面とで区画される計測室(M)内に、水の通過流量を計測する羽根車(10)が、内ケース(5)の内底面に突設された縦軸(17)まわりに回転自在に支持されており、 主ケース(1)の内部が、流入口(2)に連なる下室(21)と、流出口(3)に連なる上室(22)とに内ケース(5)によって仕切られていて、該下室(21)の周縁に開設された複数個の入口(23)から羽根車(10)に向けて水を噴射することにより、該羽根車(10)を回転させて計測室(M)の通過水量を計測する複箱型接線流羽根車式の流量計であって、 羽根車(10)は、縦軸(17)に遊転自在に軸支される筒状の羽根ボス(29)と、該羽根ボス(29)の周面に放射状に張り出し形成された複数個の羽根体(30)とを含み、 計測室(M)に臨む羽根ボス(29)の周面(29a)が、流出側に拡がるテーパー状に形成されていることを特徴とする羽根車式の流量計。
IPC (1件):
G01F 1/06
FI (1件):
G01F1/06 B
Fターム (4件):
2F030CA01 ,  2F030CC02 ,  2F030CE11 ,  2F030CG01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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