特許
J-GLOBAL ID:200903075818195198

バランサ装置の組み付け構造及びバランサ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-210817
公開番号(公開出願番号):特開2003-027956
出願日: 2001年07月11日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 クランクシャフトに設けられた駆動ギアとその回転をバランスシャフトに伝達すべくこれに噛合される被動ギアとの間隙調整を連続的に且つより簡便に行うことのできるバランサ装置の組み付け構造を提供する。【解決手段】 この組み付け構造では、バランサハウジング211の上面に設けた案内凸部221とシリンダブロック110の底部に設けた案内凹部113とを係合させてスライド機構218を形成している。また、バランサハウジング211のフランジ部222にはスライド機構218の案内方向へ長径をなす長孔223が設けられる。スライド機構218を通じてバランサハウジング211を移動させつつ駆動ギア112と第1の第1の被動ギア214との噛合を調整した後は、この長孔223を介してボルト310をボルト穴114に螺入することで、バランサハウジング211をシリンダブロック110に締結固定する。
請求項(抜粋):
バランスウエイトを有してハウジングに回転可能に軸支されたバランスシャフトと、該バランスシャフトに内燃機関のクランクシャフトの回転を伝達すべく同クランクシャフトに設けられた駆動ギアに噛合される被動ギアとを備え、それらギアの噛合が所定に維持される態様で前記ハウジングが当該機関のシリンダブロックに組み付けられるバランサ装置の組み付け構造において、前記ハウジングと前記シリンダブロックとの当接面に、それらハウジング及びシリンダブロックの前記クランクシャフトと前記バランスシャフトとの軸間距離を変更する方向への相対移動を選択的に案内する案内手段を有し、該案内手段を介して前記クランクシャフトと前記バランスシャフトとの軸間距離が調整された状態で前記ハウジングが前記シリンダブロックに締結されてなることを特徴とするバランサ装置の組み付け構造。
IPC (2件):
F02B 77/00 ,  F16F 15/26
FI (2件):
F02B 77/00 L ,  F16F 15/26 L

前のページに戻る