特許
J-GLOBAL ID:200903075818694801

射出成形装置における成形品のエジェクト方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-315405
公開番号(公開出願番号):特開平9-155935
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 成形品の突き出し時における圧縮空気の発生を抑え、成形品の高度な成形精度を確保できるエジェクト方法を提供すること。【解決手段】 固定型の下型2に対して可動型の上型1は型本体3と型取付部材4からなり、キャビティを形成するインサート20の保持部材であるバックインサート29、油圧シリンダ23、受圧部材30はばねで上方へ付勢されて型取付部材4に当接する。キャビティに充填された樹脂が型取付部材4の下降でインサート20により圧縮された後、型取付部材4が寸開き量S分上昇するとき、エジェクトピン34でインサート20を型取付部材4に対して相対的に下降させ、成形品44とインサート20との間の隙間Aを小さくし、上型1と下型2が型開きしたとき、エジェクトピン34でインサート20を下降させて成形品44を突き出す。
請求項(抜粋):
固定型に対して開閉動する可動型が、型取付部材と、この型取付部材に前記固定型に向かって移動自在に取り付けられた型本体とを含んで構成され、この型本体の内部に、インサートガイドに移動自在に嵌入されてキャビティを形成するインサートが設けられているとともに、このインサートを保持する保持部材が弾性部材で前記固定型とは反対方向に常時弾性付勢されて前記型取付部材に当接し、前記キャビティに充填された溶融樹脂を前記型取付部材の前記固定型側への前進により前記インサートで圧縮し、この後、前記型取付部材を後退させ、前記固定型から前記可動型を型開きさせた後、前記型取付部材に挿入されたエジェクトピンで前記保持部材を前記固定型側へ押圧移動させて前記インサートにより成形品を突き出す射出成形装置における成形品のエジェクト方法において、前記型取付部材の後退時に前記エジェクトピンで前記保持部材を前記固定型側へ押圧移動させることにより、前記インサートを前記型取付部材に対して相対的に前記固定型側に前進させ、この後、前記固定型から前記可動型を型開きさせ、前記エジェクトピンで前記保持部材を押圧移動させて前記インサートにより成形品を突き出すことを特徴とする射出成形装置における成形品のエジェクト方法。
IPC (2件):
B29C 45/40 ,  B29L 11:00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-291915

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