特許
J-GLOBAL ID:200903075824062337

車両のアンチスキッドブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113881
公開番号(公開出願番号):特開平6-298071
出願日: 1993年04月16日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 アンチスキッド制御においてロックしたロック輪の数を加味して路面摩擦係数の推定精度を向上させる。【構成】 4輪の車輪速を用いて車体速Vrを推定するが、4輪ロックのときは前回の車体速Vrを用い、3輪ロックのときは非ロック輪の車輪速を用いて車体速Vrを推定する。車体速変化率DVrの大きさを判別して(S17,S21)路面摩擦状態を推定するが、低μと判定後(S17:Yes )、フラグF2が1で2輪ロックのときは、低μの可能性が高いため、S19 にて直ちに低μ判定して摩擦状態値Muを1に設定し、2輪ロックでないときは前回の摩擦状態値Mu=1を条件として摩擦状態値Muを1に設定する。高μ判定後(S21: No )、2輪ロックでないときは高μの可能性が高いため、S25 にて直ちに高μ判定して路面摩擦状態値Muを3に設定し、2輪ロックのときは前回の摩擦状態値Mu=3を条件として摩擦状態値Muを3に設定する。
請求項(抜粋):
車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、この車輪速検出手段で検出された車輪速から車体速を求め且つその車体速の変化率に基いて路面摩擦状態を推定する路面摩擦推定手段と、ブレーキ油圧を調整する油圧調整手段と、車輪速検出手段で検出された車輪速と路面摩擦推定手段で推定された路面摩擦状態とに基いて油圧調整手段を作動させるアンチスキッド制御手段とを備えた車両のアンチスキッドブレーキ装置において、前記車輪速検出手段で検出された車輪速を受けてスリップ量が所定値以上のロック輪を検知するロック輪検知手段を設け、前記路面摩擦推定手段は、ロック輪検知手段で検知されたロック輪の数に応じて、路面摩擦の推定方法を変更するように構成したことを特徴とする車両のアンチスキッドブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-095927
  • 特開平3-096467

前のページに戻る