特許
J-GLOBAL ID:200903075830546672

ガスタービンの入口案内翼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-289633
公開番号(公開出願番号):特開平6-117277
出願日: 1992年10月02日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 発電機出力からガスタービンの入口案内翼の先行設定開度を求めるフィードフォワード制御と排ガス温度からPI設定開度を求めるフィードバック制御とを併用した装置において、先行設定開度の算出を計算量の少ない簡便な手法とし、更にPI制御域を拡大して、制御性を向上させるようにすること。【構成】 先行設定開度9を発電機出力の変化分及びその方向によって定める定数値を積分することによって設定し、フィードバック信号として排ガス温度に比べ応答の速いブレードパス温度を用い、PI設定開度13を算出するために使用される比例定数及び積分定数をブレードパス温度偏差及び出力の変化分とその方向の関数とする可変値としたもの。
請求項(抜粋):
ガスタービンに入る空気流量を操作する入口案内翼の制御装置において、発電機出力の変化分に対応した定数を積分して入口案内翼の先行設定開度を出力する手段と、ブレードパス温度及び燃焼器圧力に対応したその設定値との偏差とこの偏差の関数として設定する比例ゲイン及び前記変化分の関数として設定する比例ゲインの係数から得た比例ゲインと前記偏差の関数として設定する積分時間及び前記変化分の関数として設定する積分時間の係数から得た積分時間とを演算してフィードバック制御によるPI設定開度を出力する手段と、前記先行設定開度及びPI設定開度を加算して入口案内翼設定開度を出力する手段とを包含することを特徴とするガスタービンの入口案内翼制御装置。

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