特許

J-GLOBAL ID：200903075838785439

ジメチルスルフォキシドとモノエタノールアミンの混合物からのジメチルスルフォキシドの分離方法

発明者： 鈴木 明
出願人/特許権者： オルガノ株式会社
代理人 (1件)： 細井 勇
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-288606
公開番号（公開出願番号）：特開平7-118223
出願日： 1993年10月25日
公開日（公表日）： 1995年05月09日
要約：

【要約】【構成】 ジメチルスルフォキシド(DMSO)とモノエタノールアミン(MEA)の混合物を晶析装置に入れ、冷却して固体を析出させ(第一段晶析)、液体相を除去する。装置内の固体を融解して液化し、これを第一段晶析時の冷却温度よりも高い温度で再冷却して固体を析出させ(第二段晶析)、液体相を除去する。同様の操作を繰り返して第二段晶析時の冷却温度よりも高い冷却温度をもって第三段晶析を行い、固液分離後の固体を融解液化してDMSO含有率の高い処理生成品を得る。【効果】 DMSO-MEA混合物からDMSOを的確に分離回収でき、しかも高いDMSO含有率(95%以上)のものを得ることができるのでその再利用を有効に図ることができる。

請求項（抜粋）：

ジメチルスルフォキシド(DMSO)とモノエタノールアミン(MEA)を含み、DMSOの含有率がMEAの含有率よりも高い混合物からDMSOを分離する方法において、上記混合物を冷却して該混合物中のDMSO含有率よりも高いDMSO含有率を有する固体を析出させ、該固体を液体相より分離回収することを特徴とするジメチルスルフォキシドとモノエタノールアミンの混合物からのジメチルスルフォキシドの分離方法。

IPC (4件)：

C07C317/04 ,  B01D 9/02 ,  C07B 63/00 ,  C07C315/06

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特公昭44-026650
  
• 特開昭63-126501