特許
J-GLOBAL ID:200903075841799750

嫌気性処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-300737
公開番号(公開出願番号):特開平8-155485
出願日: 1994年12月05日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 スケーリングを引き起こすことなくMAP(リン酸アンモニウムマグネシウム)を析出させることにより、UASB法により有機物と窒素及びリンの同時除去を行うと共に、グラニュール汚泥の浮上、流出を防止する。【構成】 酸生成槽1又はその流出水にマグネシウム塩を添加すると共に、酸生成槽1の流出水を撹拌しながら溶存炭酸ガスをストリッピングし、pHを7〜9に調整した後、UASB型メタン生成槽3に通水する。【効果】 Mg塩の添加とpH調整でMAPが析出する。撹拌作用でスケーリングを防止してMAP粒子を効率的に析出し、また溶存炭酸ガスのストリッピングによりpH調整のためのアルカリ使用量の低減が図れると共に、UASB反応槽においてはMAP粒子を核としてグラニュール汚泥が成長し、グラニュール汚泥が安定する。
請求項(抜粋):
窒素及びリンを含有する有機性排水を酸生成槽で処理した後、UASB型メタン生成槽で処理する方法において、酸生成槽又はその流出水にマグネシウム塩を添加すると共に、撹拌しながらpHを7〜9に調整した後、UASB型メタン生成槽に通水することを特徴とする嫌気性処理法。

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