特許
J-GLOBAL ID:200903075844958515

スパイラルシーム溶接鋼管の自動溶接装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小俣 欽司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-358012
公開番号(公開出願番号):特開平5-177354
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 スパイラルシーム溶接鋼管を溶接する場合に、溶接ト-チの移動範囲値と視覚センサの信号とを比較し、移動範囲値に対応した移動時間値を選択し、溶接ト-チの移動距離と移動時間を制御する。【構成】 検出器1は鋼管11のつなぎ目の最深部位置を検出し、溶接位置データ発生手段2は距離値「P」のデータを発生する。比較手段3は距離値「P」と狭域移動値「A」及び広域移動値「B」を比較する。選択手段4は「-B」>「P」と「B」<「P」のときは長時間移動値「T2」により、「-B」≦「P」<「-A」と「A」<「P」≦「B」のときは短時間移動値「T1」により、溶接トーチ12を原点方向に移動させ、「-A」≦「P」≦「A」のときは溶接トーチ12を停止させる選択信号4Aを出力する。移動出力発生手段5は選択信号4Aを移動出力に変換し、電磁弁6を駆動する。
請求項(抜粋):
スパイラルシーム溶接鋼管(11)をねじ送りし、電磁弁(6) を駆動することによりシリンダ(7) を往復動させ、シリンダ(7) に連結された溶接トーチ(12)でスパイラルシーム溶接鋼管(11)のつなぎ目をサブマージ溶接する場合において、スパイラルシーム溶接鋼管(11) のつなぎ目の最深部の位置を検出する検出器(1) と、検出器(1) の前記検出値を入力とし、原点から距離Lの位置を溶接位置とする距離値「P」のデータを発生する溶接位置データ発生手段(2) と、溶接トーチ(12)の往復動範囲の狭い狭域移動値「A」と、狭域移動値「A」より広い広域移動値「B」とを入力とし、溶接位置データ発生手段(2) の距離値「P」と狭域移動値「A」及び広域移動値「B」を比較する比較手段(3) と、溶接トーチ(12)を移動させる短時間移動値「T1」と、短時間移動値「T1」より長い長時間移動値「T2」と、比較手段(3) の比較値とを入力とし、「-B」>「P」と「B」<「P」のときは、長時間移動値「T2」で溶接トーチ(12)を原点方向に移動させる選択信号(4A)を出力し、「-B」≦「P」<「-A」と「A」<「P」≦「B」のときは、短時間移動値「T1」で溶接トーチ(12)を原点方向に移動させる選択信号(4A)を出力し、「-A」≦「P」≦「A」のときは、溶接トーチ(12)を停止させる選択信号(4A)を出力する選択手段(4) と、選択手段(4) の選択信号(4A)を入力とし、選択信号(4A)を移動出力に変換し、電磁弁(6) を駆動する移動出力発生手段(5) とを備えることを特徴とするスパイラルシーム溶接鋼管の自動溶接装置。
IPC (4件):
B23K 9/127 508 ,  B21C 37/12 ,  B23K 9/032 ,  B23K 9/18

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