特許
J-GLOBAL ID:200903075844974952
ワークピースおよびツールキャリッジの運動用の改良されたモニタシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-529128
公開番号(公開出願番号):特表2000-504867
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】工作機械は、ワークピース(32)を担持するためのワークピースキャリッジ(28)を有し、ワークピースからツールキャリッジ(48)により担持されるツール(54)により材料が除去される。2軸スケール(86、88)がキャリッジの一方に取付けられ他キャリッジに取付けられる読取ヘッド(96、98)と協働する。読取ヘッドからの出力は信号処理手段により処理され、キャリッジの互いに対する位置および/または運動の表示を提供し、機械加工動作を行なうためのこれらの運動の制御の補助のためのキャリッジの一方または両方に関する位置データを生成するためのものである。2つのキャリッジの相対位置を直接測定することによって、たとえばキャリッジが上に装着される機械フレームの歪みなどから生じる問題が少なくとも緩和される。この機械の好ましい一実施例は、1キャリッジに取付けられ、他キャリッジ上のスケールを組入れる第2の読取ヘッドを組入れ、したがって、キャリッジがたどる経路に何らかの相対的な角変位があったかどうかを決定するため2つの読取ヘッドからの出力を使用できる。また、1キャリッジの他キャリッジに対する直線運動を決定する方法およびこの工作機械を使用して達成される機械加工方法も提供される。
請求項(抜粋):
工作機械において、第1のキャリッジの第2のキャリッジに対する直線運動を決定する方法であって、各キャリッジはワークピースおよびワークピースを機械加工するためのツールのそれぞれ1つを担持し、2軸スケール手段が1キャリッジとともに運動するよう1キャリッジに取付けられ、スケール手段と協働する読取ヘッドが他キャリッジとともに運動するよう他キャリッジに取付けられ、前記方法は、第1のキャリッジに対して、スケール手段と読取ヘッドとから位置データを導出するステップと、2つのキャリッジの少なくとも1つが機械に対して運動するよう2つのキャリッジの少なくとも1つに力を加えるステップと、キャリッジの運動の開始時および終了時の位置データ間の差を決定することにより、第1のキャリッジの第2のキャリッジに対する直線変位についての値を導出するステップとを含む、直線運動を決定する方法。
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