特許
J-GLOBAL ID:200903075846102278

電磁環境計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-023032
公開番号(公開出願番号):特開平5-223866
出願日: 1992年02月10日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 通信線がなくても遠隔制御により、障害発生時における電子装置の内部および周囲等の電磁環境を十分にかつ容易に把握できる電磁妨害波計測装置を提供する。【構成】 複数の電磁妨害波検出センサ2-1〜2-nと妨害波測定部3の複数の測定部4-1,5-1との接続ラインを遠隔制御切り換え接続部6で任意に選択可能にする。また、各測定部4-1,5-1に対応して妨害波データのバッファメモリ4-3,5-2と、外部記憶部9とを設け、外部トリガセンサ部7からの障害発生を知らせるトリガ信号により妨害波データを自動記録する。さらに、妨害波測定部3の測定条件の変更および上記電磁妨害波検出センサ2-1〜2-nの接続切り換えは、無線用モデム10,無線用モデム11を介し、無線回線を通してコントローラ12から遠隔制御で行えるようにする。
請求項(抜粋):
複数の検出素子からなる電磁妨害波検出センサ部と、前記電磁妨害波検出センサ部により検出された電磁妨害波の時間波形,包絡線,ピーク値,周波数成分,波形変化率,あらかじめ設定したレベル以上の波形数のうち一つ以上の妨害波データをバッファメモリに随時に記録する妨害波測定部と、前記妨害波測定部において測定した該妨害波データを蓄積する外部記憶部と、前記電子装置に障害が発生した時にその障害発生を知らせるトリガ信号を出力する外部トリガセンサ部と、前記電磁妨害波センサ部の検出素子を任意に選択して前記妨害波測定部への接続を切り替え、かつ前記外部トリガセンサ部からの複数のトリガ信号を選択して出力する遠隔制御切り換え接続部と、操作に基づく制御信号を受け、無線回線を介して送られてくる該制御信号を受信する手段と、該受信した制御信号を受け、前記妨害波測定部の妨害波検出強度やサンプリング時間や測定時間幅や周波数領域や掃引時間などの設定条件のうち一つ以上を変更する該制御信号を前記妨害波測定部に出力し、前記電磁妨害波検出センサ部と前記妨害波測定部の接続を選択して切り替える該制御信号を前記遠隔制御切り換え接続部に出力し、かつ前記外部トリガセンサ部あるいは前記遠隔制御切り換え接続部からトリガ信号が出力された時、あるいはあらかじめ設定されたレベル以上の該妨害波が前記妨害波測定部に入力した時に、前記妨害波測定部で検出した該妨害波データを前記外部記憶部に伝送する信号処理部と、を具備することを特徴とする電磁環境計測装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平1-024484

前のページに戻る