特許
J-GLOBAL ID:200903075847032893
定着装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
黒田 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-218438
公開番号(公開出願番号):特開平6-043776
出願日: 1992年07月25日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 従来-数KVに達していた加圧ローラ30帯電を、-200〜+200Vに安定させ、負極性トナーが定着ローラ20へ付着する静電オフセットを防止する。【構成】 定着ローラ20を芯金21上にフッ素樹脂層22を設け、かつ芯金21内部にヒータ23を設けて構成する。加圧ローラ30は芯金31上に弾性層32を設けて構成する。この弾性層32を高抵抗のシリコーンゴムを主材質とし、これにアンモニウム塩を1〜15重量%(wt%)いれたもので形成する。アンモニウム塩を入れたことで加圧ローラ30の弾性層32の帯電を、-200〜+200V程度にすることができた。このため、自然に-200〜-500V程度に帯電している定着ローラ20との間に大きな電位差が生じない。また、加圧ローラ30の弾性層32は高抵抗層になっているので、転写電流が紙を通して加圧ローラ30に流れることもなく、転写ヌケなどの転写不良を防止できた。
請求項(抜粋):
トナー像を担持したトナー像担持体に少なくとも圧力を加えて該トナー像を該トナー像担持体に定着させるための定着用部材を備えた定着装置において、該定着用部材の材質としてアンモニウム塩を含ませたものを用いることを特徴とする定着装置。
IPC (4件):
G03G 15/20 103
, G03G 15/20 102
, B65H 5/00
, F16C 13/00
前のページに戻る