特許
J-GLOBAL ID:200903075847881475
多チャネル無線受信装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-249674
公開番号(公開出願番号):特開平7-087000
出願日: 1993年09月13日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】多チャネル無線受信装置に収容された複数の単一通話路の受信ユニットの復調合成音声出力の雑音量が通話参加台数の如何にかかわらず一定値以下となるようにして受信音声品質の安定化を図る。【構成】複数の単一通話路用受信ユニット1a,1b,...1nからのトーンスケルチ用トーン検出出力をマルチプレクサ14で検出して通話参加受信ユニット数を計数し、マイクロコンピュータ17のメモリに予め格納された通話参加受信ユニット数に対するRSSIしきい値を読み出して、各受信ユニットの電界強度インジケータ出力を計測する多チャネルA/D変換器15の出力との比較を行い、アドレサブルラッチ13から全受信ユニットのミュートスイッチに対してスケルチ動作点を更新するように構成した。
請求項(抜粋):
多チャネル無線信号を受信してチャネル毎に複数の単一通話路の受信ユニットによってそれぞれ復調し、該複数の単一通話路の受信ユニットの音声出力を合成して合成音声出力を得るように構成された多チャネル無線受信装置において、前記複数の受信ユニットのそれぞれは、単一通話路の受信信号を復調して出力するとともに受信電界強度インジケータを出力する受信復調部と、該受信復調部の復調出力からトーンスケルチ用としてのトーン検出出力を有するトーンデコーダと、外部から与えられるミュート入力によって前記復調出力をオン/オフするスケルチ動作を行って音声信号を出力するミュートスイッチとを備え、前記複数の受信ユニットのトーンデコーダからのトーン検出出力を得るトーン入力手段と、前記複数の受信ユニットのミュートスイッチに前記ミュート入力を与えるミュート信号出力手段と、前記複数の受信ユニットから入力される前記受信電界強度インジケータをディジタル値に変換して計測する受信電界強度インジケータ計測手段と、前記受信ユニットの通話参加台数に対する受信電界強度インジケータのしきい値を前記合成音声出力の雑音量が所定の値以下になるように設定したテーブルを予め格納したメモリ手段と、前記メモリ手段の通話参加台数に対する受信電界強度インジケータのしきい値と前記受信電界強度インジケータ計測手段による計測値とを比較する受信電界強度インジケータ比較手段とを有し、前記トーン検出出力の有する受信ユニットの受信電界強度インジケータの計測を行い、その都度通話参加台数に対する受信電界強度インジケータのしきい値との比較を行って前記複数の受信ユニットのスケルチ動作点を更新するように制御するマイクロコンピュータとを備えたことを特徴とする多チャネル無線受信装置。
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