特許
J-GLOBAL ID:200903075849051950

回転体の自動フィールドバランス取り機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-297819
公開番号(公開出願番号):特開平6-074852
出願日: 1991年09月19日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】回転体を止めることなく回転体のアンバランスを修正でき、また経時的に変化する回転体にも確実に対処できること。【構成】回転体1の回転時、検出器5が不つりあい量を検出すると、制御装置8はその検出に基づきおもり駆動手段7の制御量を求め、求めた制御量に従いおもり駆動手段7を駆動し、おもり6の各々6a〜6dが不つりあい量を吸収する方向に移動するので、回転体1の重心位置を変えることができる。従って、回転中に回転体1の重心位置を容易に変えられるので、回転体1をいちいち止めることなくバランス調整でき、経時的にバランス変化するものにも対応できる。
請求項(抜粋):
軸方向に適宜の長さを持ちかつ中空形状をなす回転体の回転中に発生する不つりあい量を検出し、回転体の回転をバランスさせる回転体の自動フィールドバランス取り機構であって、回転体の回転中の不つりあい量を検出する検出器と、回転体の内部における軸方向の両端部の同一半径位置に等間隔で配置された複数のおもりと、その複数のおもりを回転体の内部において半径方向に独立的に移動させるおもり移動手段と、検出器の検出と目標値とに基づいておもり移動手段を駆動し、所望のおもりを、回転中の不つりあい量を吸収する方向に移動させる制御装置とを備えていることを特徴とする回転体の自動フィールドバランス取り機構。

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