特許
J-GLOBAL ID:200903075850933796

葡萄用果実袋及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-227526
公開番号(公開出願番号):特開平10-052180
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】従来の紙製の葡萄用果実袋は、病害虫の唾液で容易に穴が開けられてしまい、病害虫や消毒液から保護するという点において効果は十分とはいえなかった。また、袋内部の果実が外部から見えないので、果実の生育状況や病気の発生状態を確認するには果実袋を破らなければならず、作業が煩雑となり作業者への労力負担が大きかった。更には、保温性がよく、袋内部の温度は寒暖の差がそれほど生じないため、外気の温度条件が良好であっても、果実の糖度がそれほど上がらず熟成が遅れていた。【解決手段】葡萄用果実袋1aは表構成片11と裏構成片12により構成され、封鎖部と開口部14が設けてある。各構成片11、12には通気孔15が多数設けてあり、開口部14側には白色の遮光部16が設けてある。開口部14寄りには緊結部材19が接着テープ20を介し取付けてある。袋底部13aには通水孔18が設けてある。通水孔18は熱溶着部17により形成されたV字型の集水部17aの先端部に設けてある。
請求項(抜粋):
葡萄果実を保護する葡萄用果実袋であって、透明または半透明のプラスチックフィルムにより形成され、多数の通気孔が設けてある袋体と、当該袋体の開口部近傍に設けてあり、上記袋体を枝部に緊結するための緊結部材と、を備えており、上記袋体の開口部側には光を遮る遮光部が設けてあることを特徴とする、葡萄用果実袋。
IPC (2件):
A01G 13/02 101 ,  A01G 13/02
FI (2件):
A01G 13/02 101 C ,  A01G 13/02 101 B

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