特許
J-GLOBAL ID:200903075851528950

マルチプログラミングにおける事象管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090879
公開番号(公開出願番号):特開平7-295840
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】組み込みシステムに適用されるマルチプログラミング・システムのOS使用による記憶領域ならびにプログラム・ステップを削減し、資源の効率を高めるとともに生産性ならびに保守性を向上させる。【構成】本発明は、タスク管理手段1と、タスク付属事象管理手段2と、タスク付属事象待ち管理手段3と、タスク制御ブロック群4と、実行中タスク5と、実行待ちタスク群6と、事象待ちタスク群7と、割り込みハンドラ8と、事象成立条件記憶領域群9と、事象待ち条件記憶領域群10とを備えて構成される。なお、上記の実行中タスク5、実行待ちタスク群6、事象待ちタスク群7および割り込みハンドラ8に含まれる情報は、プログラム記憶部50に格納されており、また、タスク制御ブロック群4、事象成立条件記憶領域群9および事象待ち条件記憶領域群10に含まれる情報は、データ記憶部51に格納されている。
請求項(抜粋):
プログラムを細分化したタスクごとに設定される当該タスクの実行可能な条件(以下、事象と云う)の種別(イベント待ち、メッセージ待ち、時間待ち、起床待ち等を少なくとも含む)ならびに状態(事象待ち中、事象成立済み等を少なくとも含む)の成立条件を格納する事象成立条件記憶手段と、前記事象成立条件記憶手段に格納されている事象が成立した時点に対応する事象待ち解除条件を格納する事象待ち条件記憶手段と、前記タスクを制御するための制御情報を格納するタスク制御ブロックと、タスクの事象の発生するたびごとに、当該事象を前記事象成立条件記憶手段に格納されている事象成立条件と比較照合して、対象とする事象の成立の可否を検出するタスク付属事象管理手段と、前記制御情報を受けて、前記タスク付属事象管理手段の検出機能により、事象待ちの状態となったタスクを事象待ち状態に遷移させるとともに、当該事象待ち状態のタスクに対する前記事象待ち解除条件が成立した時点において、当該タスクを実行待ち状態に遷移させるタスク付属事象待ち管理手段と、前記タスク付属事象待ち管理手段により、事象待ち状態に遷移されたタスクを一時的に格納する事象待ちタスク記憶手段と、前記タスク付属事象待ち管理手段により、実行待ち状態に遷移されたタスクを一時的に格納する実行待ちタスク記憶手段と、所定のCPU(中央処理装置)において実行されているタスクを格納している実行中タスク記憶手段と、前記制御情報を受けて、前記実行中のタスクと、前記実行待ちタスク記憶手段に格納されている実行待ちタスクとの内より一つのタスクを選択して実行状態に遷移させるタスク管理手段と、を少なくとも備えることを特徴とするマルチプログラミングにおける事象管理方式。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-287233
  • 特開平1-248240
  • 特開平3-025624

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