特許
J-GLOBAL ID:200903075853230664

ポリスルホン多孔質分離膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-153145
公開番号(公開出願番号):特開平9-313905
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】分離膜22の表面には平均孔径0.01-0.05μmの範囲の最小孔径層を有し、非対称構造を有し、膜22が多孔性補強シート21に投錨状態で接合し補強されていることにより、サブミクロンオーダーの菌体や微粒子及び分子量100万オーダーの高分子物質を効率的に分離・除去し、膜寿命が長く、優れた背圧強度を有し、逆圧洗浄が適用可能な平膜型の多孔質分離膜20を提供する。【解決手段】ポリスルホンをN-メチル-2ピロリドンとジエチレングリコール及びホルムアミドの混合溶媒に加熱溶解し、均一な製膜溶液を得、これをポリエステル製不織布にロールコーターにより塗布し、相対湿度25%,温度30°C雰囲気中を製膜速度を変えることによってミクロ相分離を生じさせた後、35°Cの凝固水槽中に浸漬して脱溶媒、凝固させ、しかる後水洗槽で残存溶媒を洗浄除去することによりポリスルホン多孔質分離膜を得る。
請求項(抜粋):
多孔性補強シートの表面に実質的に分離機能を有する膜が存在するポリスルホン多孔質分離膜において、前記膜の表面には平均孔径0.01〜0.05μmの範囲の最小孔径層を有し、表面から厚み方向に連続的に孔径が拡大する非対称構造を有し、前記膜が多孔性補強シートに投錨状態で接合し補強されていることを特徴とするポリスルホン多孔質分離膜。
IPC (2件):
B01D 71/68 ,  B01D 69/12
FI (2件):
B01D 71/68 ,  B01D 69/12
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-277532
  • 特開昭59-058042
  • 撥水性多孔質膜及びその製法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-170700   出願人:三菱レイヨン株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 特開平2-277532
  • 特開昭59-058042
  • 撥水性多孔質膜及びその製法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-170700   出願人:三菱レイヨン株式会社
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