特許
J-GLOBAL ID:200903075854574987

鳥類飛来防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-161752
公開番号(公開出願番号):特開平10-004858
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 忌避音によって鳥類の飛来を防止する際には、鳥類以外の周辺への影響を極力抑えることができ、かつ鳥類の飛来防止効果が長期間に亘り持続できる。【解決手段】 中央制御装置12では、カメラモジュール34A、34Bにより得られるふたつの画像データから、鳥類の飛来の認識、飛来した鳥類の位置の算出、飛来した鳥類の所定時間後の存在位置の推測を行い、推測された位置に音が到達するように複数のスピーカモジュール441〜44nに対して音信号を供給する。
請求項(抜粋):
所定領域を撮影することにより画像情報を得る複数の撮影手段と、前記複数の撮影手段により撮影された領域の画像情報により鳥類の存在を認識する画像認識手段と、前記画像認識手段により鳥類の存在が認識された場合、該鳥類の三次元位置を前記画像情報に基づき特定する位置特定手段と、前記位置特定手段により得られる前記鳥類の三次元位置情報に基づき、所定時間後の前記鳥類の存在位置を推測する位置推測手段と、供給された音信号に対応する音を発生する複数のスピーカ及び供給された制御信号に応じて移動する移動体の少なくとも一方を備えた威嚇手段と、前記威嚇手段における前記複数のスピーカの各々から発せられた音の合成音波が、前記位置推測手段により推測された所定時間後の前記鳥類の存在位置に到達するように音信号の位相を互いにずらして前記複数のスピーカの各々に供給する第1の制御及び前記位置推測手段により推測された所定時間後の前記鳥類の存在位置に基づいて前記移動体を移動する制御信号を供給する第2の制御の少なくとも一方を行う制御手段と、を有することを特徴とする鳥類飛来防止装置。

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