特許
J-GLOBAL ID:200903075864707306

ダイマー酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊永 博隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-284817
公開番号(公開出願番号):特開2005-002085
出願日: 2003年08月01日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】 リノール酸を多く含み、ヨウ素価が高い植物由来脂肪酸類を出発原料とした二量化反応であっても、非環状ダイマー酸を効率良く製造する。【解決手段】 ヨウ素価120〜145の植物由来脂肪酸類を段階的に二量化する方法であり、当該植物由来脂肪酸類を粘土触媒とリチウム塩と水の存在下で、反応温度200〜245°C、反応時間1時間以内で二量化させた後、蒸留によりオレイン酸等のオクタデセン酸を主成分とするモノマー酸を分離する第1工程と、第1工程で得られたモノマー酸を粘土触媒とリチウム塩と水の存在下で、反応温度230〜245°Cで二量化させる第2工程とからなり、この第1〜2工程により、リノール酸を構成成分とする非環状ダイマー酸と、オレイン酸を構成成分とする非環状ダイマー酸を選択的に作り分けるダイマー酸の製造方法である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ヨウ素価120〜145の植物由来脂肪酸類を段階的に二量化する方法であって、 当該植物由来脂肪酸類を粘土触媒とリチウム塩と水の存在下で、反応温度200〜245°C、反応時間1時間以内で二量化させた後、蒸留によりオレイン酸等のオクタデセン酸を主成分とするモノマー酸を分離する第1工程と、 上記第1工程で得られたモノマー酸を粘土触媒とリチウム塩と水の存在下で、反応温度230〜245°Cで二量化させる第2工程とからなり、 上記第1〜2工程により、リノール酸を構成脂肪酸とする非環状ダイマー酸と、オレイン酸を構成脂肪酸とする非環状ダイマー酸を選択的に作り分けることを特徴とするダイマー酸の製造方法。
IPC (2件):
C07C51/353 ,  C07C57/13
FI (2件):
C07C51/353 ,  C07C57/13
Fターム (18件):
4H006AA02 ,  4H006AC21 ,  4H006AD11 ,  4H006BA03 ,  4H006BA28 ,  4H006BA29 ,  4H006BA68 ,  4H006BC10 ,  4H006BC19 ,  4H006BC34 ,  4H006BC40 ,  4H006BD60 ,  4H006BD70 ,  4H006BS10 ,  4H039CA19 ,  4H039CA29 ,  4H039CF10 ,  4H039CL11
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 重合プロセス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-229594   出願人:ユニケマ・ケミー・ベー・ヴェー
  • 特開昭61-221150号公報

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