特許
J-GLOBAL ID:200903075873303552

1,4-ブタンジオール及びテトラヒドロフランの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-205382
公開番号(公開出願番号):特開平7-053424
出願日: 1993年08月19日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 1,4-ブタンジオールの酢酸エステルと水とを、固体酸触媒の存在下反応させ、1,4-ブタンジオール及びテトラヒドロフランを製造するにあたり、(a)原料酢酸エステル、水、及び、工程(g)から循環する留出液を固体酸触媒よりなる第1反応域に供給して加水分解反応させ、(b)第1蒸留塔に供給して、高沸物を缶出させ、(c)該缶出液を第2蒸留塔に供給して1,4-ブタンジオールを缶出させ、1,4-ブタンジオールの酢酸エステルを留出し、(d)この留出液を固体酸触媒よりなる第2反応域に供給して脱酢酸環化反応させ、(e)第3蒸留塔にてテトラヒドロフラン、水及び酢酸を留出し、高沸物を缶出させ、(f)該缶出液を二分し、その一部を第2反応域に循環させ、(g)残りを第4蒸留塔に供給し、循環する。【効果】 この方法によれば、高品質の1,4-ブタンジオールとテトラヒドロフランを極めて効率よく併産でき、しかも任意の割合で製造できる。
請求項(抜粋):
1,4-ブタンジオールの酢酸エステルと水とを、固体酸触媒の存在下反応させ、1,4-ブタンジオール及びテトラヒドロフランを製造するにあたり、(a)原料酢酸エステル、水、及び、工程(g)から循環する留出液を固体酸触媒よりなる第1反応域に供給して加水分解反応させ、(b)該反応生成液を第1蒸留塔に供給して水及び酢酸を留出し、高沸物を缶出させ、(c)該缶出液を第2蒸留塔に供給して1,4-ブタンジオールを缶出させ、1,4-ブタンジオールの酢酸エステルを留出し、(d)工程(c)の留出液を固体酸触媒よりなる第2反応域に供給して脱酢酸環化反応させ、(e)該反応生成液を第3蒸留塔に供給してテトラヒドロフラン、水及び酢酸を留出し、高沸物を缶出させ、(f)該缶出液を二分し、その一部を第2反応域に循環させ、(g)残りを第4蒸留塔に供給し、高沸物を缶出し、留出液を第1反応域に循環することを特徴とする1,4-ブタンジオール及びテトラヒドロフランの製造方法。
IPC (5件):
C07C 31/20 ,  B01J 31/10 ,  C07C 29/80 ,  C07D307/08 ,  C07B 61/00 300

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