特許
J-GLOBAL ID:200903075874092750
エレクトロルミネッセンス素子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-076511
公開番号(公開出願番号):特開平7-258630
出願日: 1994年03月22日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】フィルタ無しで赤色発光を呈する新規なEL素子を提供すること。【構成】発光中心としてMnを添加したMgIn2S4(硫化インジウムマグネシウム)から成る発光層14においては、+2価の価数を有する元素Xのまわりに4つのS(硫黄)が配位する場合のX-S の結合距離が、Zn-Sの結合距離2.34Åよりも短い母体材料を用いている。+2価の価数を有するMnは元素Xを置換するので、Mn-Sの結合距離は、ZnS:Mn発光層中のMn-S結合距離よりも短くなる。すると、S(硫黄)のつくる結晶場と+2価のMnとの相互作用が強くなり、発光準位エネルギーが低下し、発光スペクトルのピーク波長はCaS:Mn発光層やZnS:Mn発光層の発光ピーク波長590nm より長波長側にシフトし、発光層はMnを発光中心とする赤色を呈し、Sm等と比較して高い発光輝度を得ることができる。従ってフィルタを介することなく赤色発光を得ることができる。
請求項(抜粋):
第一電極、第一絶縁層、発光層、第二絶縁層及び第二電極を、少なくとも光取り出し側の材料を光学的に透明なものにて順次積層したエレクトロルミネッセンス素子において、前記発光層がMn(マンガン)を付活物質として添加した硫黄化合物であって、該硫黄化合物の結晶系が斜方晶系または立方晶系の何れか一つに属し、該硫黄化合物の構成元素の内、+2価の価数を有する元素Xのまわりに6つのS(硫黄)が配位し、X-Sの結合距離が2.56Å以上2.75Å以下であることを特徴とするエレクトロルミネッセンス素子。
IPC (5件):
C09K 11/00
, C09K 11/62 CPC
, C09K 11/67 CPC
, C09K 11/84 CPC
, H05B 33/14
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