特許
J-GLOBAL ID:200903075876254633
ベクトル処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-071285
公開番号(公開出願番号):特開平8-272775
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 マルチプロセッサ構成のベクトル処理装置において、ベクトルデータを各要素毎に管理することにより後続のベクトル命令の起動を早めることを可能とし、演算実行性能の低下を防止する。【構成】 ベクトル処理プロセッサ3における識別子付加回路32において、ベクトルデータの各要素に対してシステム上ユニークな識別子を付加し、主記憶1から読み出したベクトルデータの各要素の識別子に基づいてベクトルレジスタ360〜363にデータを格納すると同時に、有効指示回路37において上述の要素に対応するビットを点灯させる。ベクトルレジスタ360〜363からベクトルデータを読み出す場合は、有効指示回路37における各要素に対応するビットを参照し、データが有効であるか否かを判断する。
請求項(抜粋):
主記憶を共有するマルチプロセッサ構成のベクトル処理装置において、主記憶に対するベクトルデータロードリクエストの各要素にシステム上ユニークな識別子を付加する識別子付加手段と、前記各要素の主記憶アクセスが行なわれる度に主記憶アクセスバンクをチェックし、アクセス可能と判断された後、主記憶から読み出したデータより一定時間早いタイミングで前記データに対応する前記識別子を、前記ベクトルデータロードリクエストの発行元プロセッサに返却する主記憶制御手段と、主記憶から読み出されたベクトルデータを保持するベクトルデータ保持手段と、前記識別子に基づき、前記ベクトルデータを前記ベクトルデータ保持手段に書き込む書き込み制御手段と、前記識別子により、書き込まれたベクトルデータの要素毎の有効性を示す有効指示手段と、前記有効指示手段を参照し前記ベクトルデータ保持手段からベクトルデータの読み出しを開始するように制御する読みだし制御手段とを有することを特徴とするベクトル処理装置。
IPC (2件):
G06F 17/16
, G06F 12/06 550
FI (2件):
G06F 15/347 F
, G06F 12/06 550 A
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