特許
J-GLOBAL ID:200903075878119512

多相型永久磁石界磁同期電動機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-151201
公開番号(公開出願番号):特開平10-341598
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【目的】 回転位置角度θの算出値の発散を防止する工夫を凝らし、回転位置角度θを広範囲の回転速度範囲に亘り精度よく算出することで良好なトルク制御性を得るようにした永久磁石界磁同期電動機の制御方法を提供する。【解決手段】 永久磁石界磁同期電動機1の回転位置角度の算出値が発散領域にあるとき、最新の回転位置角度の算出値に代えて、直前の制御周期にて算出済の回転位置角度と直前の回転速度とに基づき現時点の回転位置角度を補間により算出する。
請求項(抜粋):
電圧指令ベクトルに基づき多相型永久磁石界磁同期電動機(1)に多相の相電流を流すように多相の交流電力を供給してこの永久磁石界磁同期電動機をトルク制御する第1ステップ(213)と、前記電圧指令ベクトルの大きさを判定する第2ステップ(203)と、前記相電流及び前記電圧指令ベクトルに基づき永久磁石界磁同期電動機の回転位置角度を算出する第3ステップ(205、224)と、前記相電流、前記電圧指令ベクトル及び前記回転位置角度に基づき永久磁石界磁同期電動機の回転速度を算出する第4ステップ(208、227)と、前記回転位置角度及び回転速度とトルク指令値とに基づき前記電圧指令ベクトルを設定する第5ステップ(209乃至212)とを備え、上記第1乃至第5のステップを制御周期にて繰り返すようにした多相型永久磁石界磁同期電動機の制御方法において、前記回転位置角度の算出値が発散領域にあるとき、最新の回転位置角度の算出値に代えて、直前の制御周期にて算出済の回転位置角度と直前の回転速度とに基づき現時点の回転位置角度を補間により算出する第6ステップ(301、302)を備えることを特徴とする永久磁石界磁同期電動機の制御方法。

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