特許
J-GLOBAL ID:200903075881925830

移動物体検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-278943
公開番号(公開出願番号):特開平7-093556
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】画像入力系の振動による入力画像の変化の影響を軽減して移動物体のみによる画像の変化領域を常に安定に検出できる移動物体検出装置を提供する。【構成】小ブロック内変化計算部3は、入力された画像内に設定した複数の小ブロック領域において、各小ブロックの内部において2画像間の画素変化を計算し、ブロックごとの画素変化の平均値を計算する。変化値統計計算部4は、この計算されたブロック内変化平均値について、画素変化計算の時間幅よりも長い特定時間内における画素変化値の出現頻度分布を計算し、この計算した画素変化値の出現頻度分布から求めたパラメータに基づいて、変化値の確率密度関数を求める。対象変化値算出部5は、変化値統計計算部4で求めた確率密度と画素変化値とを用いて対象物体のみに起因する変化量を算出する。領域抽出部12は、対象変化値算出部5で算出された変化検出画像から対象とする変化領域を抽出する。
請求項(抜粋):
監視領域内の画像を連続的に入力する画像入力手段と、この画像入力手段で入力された画像内に設定した複数の小ブロック領域において、各小ブロックの内部において2画像間の画素変化を計算し、ブロックごとの画素変化の平均値を計算する小ブロック内変化計算手段と、この小ブロック内変化計算手段で計算されたブロック内変化平均値について、画素変化計算の時間幅よりも長い特定時間内における画素変化値の出現頻度分布を計算し、この計算した画素変化値の出現頻度分布から求めたパラメータに基づいて、変化値の確率密度関数を求める変化値統計計算手段と、対象物体のみに起因する変化量を画素変化値と前記確率密度とを用いて算出する対象変化値算出手段と、この対象変化値算出手段で算出された変化検出画像から対象とする変化領域を抽出する領域抽出手段と、を具備したことを特徴とする移動物体検出装置。

前のページに戻る