特許
J-GLOBAL ID:200903075884855727

動画像符号化装置、移動物体検出装置およびこれら装置に適用される動き予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-066664
公開番号(公開出願番号):特開平11-266459
出願日: 1998年03月17日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】入力画面の画面全体の動きを示すグローバル動きベクトルを予測できるようにし、その予測値を用いて入力画面の画面全体の動きを補正する。【解決手段】グローバル動きベクトル検出部122によって検出した各画面のグローバル動きベクトルを蓄積処理して画面全体の動きの変化についての統計的性質を調べることにより、統計量計算/予測部124では、その統計的性質から線形性や周期性といった変化の性質が判断される。そして、この統計的性質を基に次画面以降の入力画面についてグローバル動きベクトルの値が統計量計算/予測部124にて予測され、その予測値を用いた補正処理が行われる。このように、次の入力画面の全体の動きを統計的性質から予測することにより、画面全体の動きを求めるための全ブロックに対する計算を省略でき、少ない演算量で画面全体の動きを補正する事が可能となる。
請求項(抜粋):
入力動画像信号の所定の画像領域毎に動きベクトルを検出し、その検出した動きベクトルを用いてフレーム間予測符号化を行う符号化手段と、前記入力動画像信号の画面全体の動きを示すグローバル動きベクトルを検出する検出手段と、この検出手段によって検出されたグローバル動きベクトルを蓄積処理して画面全体の動きの変化についての統計的性質を抽出し、この統計的性質に基づいて後続する入力画面のグローバル動きベクトルを予測する予測手段と、この予測手段によるグローバル動きベクトルの予測値を用いて前記入力動画像信号の画面全体の動きを補正する動き補正手段とを具備することを特徴とする動画像符号化装置。

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