特許
J-GLOBAL ID:200903075889337767

熱機械分析装置の温度検出器較正法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-109691
公開番号(公開出願番号):特開平8-304313
出願日: 1995年05月08日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 熱機械分析装置において、所定の範囲の複数の温度に対する温度検出器からの検出温度信号の較正方法を提供すること。【構成】 温度に対する熱膨張量が既知の試料(基準試料)Sを加熱したとき、熱電対7によって基準試料温度を検出する一方で、試料Sの上面にその先端で一定荷重をかけた検出棒2の変位を差動トランス3検出することにより、試料Sの膨脹量を測定する。この試料Sは温度に対する膨張量が既知であることから、膨脹量から真の基準試料温度を求め、熱電対7によって検出された基準試料温度と比較して、熱電対7からの検出温度信号の較正を行う。このような較正処理を、所定の範囲の複数の温度について行う。
請求項(抜粋):
温度検出器によって試料の温度を検出するとともに、試料に当接するよう配置された膨脹検出棒の変位を検出することにより、加熱若しくは冷却雰囲気における試料の膨脹量若しくは収縮量を測定する熱機械分析装置において、温度に対する膨張量が既知の基準試料を加熱若しくは冷却したとき、検出された基準試料の膨脹量若しくは収縮量から換算された真の基準試料温度と、このとき前記温度検出器によって検出された基準試料温度とを比較して、温度検出器の較正を行うことを特徴とする熱機械分析装置の温度検出器較正法。

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