特許
J-GLOBAL ID:200903075902495857

ファージに基づく抗生物質感受性試験のためのデバイスと方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-501413
公開番号(公開出願番号):特表平9-510365
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】実験室雰囲気の汚染を防止するために、試験中に用いられるファージとルシフェリン基質との添加中に患者サンプルをシールされた孔(12)中に維持することによって、ファージに基づく抗生物質感受性試験を実施する。外部磁石(24)によってシールされたサンプル孔のキャップ(20)の裏側に保持された金属キャリヤーディスク(26)に、ファージを乾燥形で付着させ、外部磁石(24)を除去し、キャリヤーディスク(26)をサンプル孔(12)の底部に落下させることによって、ファージを患者サンプルと混合する。ルシフェリン基質はキャップ(20)の裏側に接着され、金属キャリヤーディスク(26)がキャップ(20)の裏側から分離した後に、シールされたサンプル孔(12)の振とう又は倒置によって、患者サンプルと混合される。1列の連結したサンプル孔(12)とキャップ(20)とを用いて、同じ患者サンプルを多重抗生物質に対して試験することができる。
請求項(抜粋):
液体生物学的サンプルに対して生物学的プロセスを実施するための装置であって、下記要素: 液体生物学的サンプルを含有するためのサンプル孔であって、液体生物学的サンプルを該サンプル孔に入れるための頂部開口と、該液体生物学的サンプルが保持される、頂部開口より下方の底部とを有するサンプル孔と; 該液体生物学的サンプルが前記サンプル孔中に入れられた後に、前記頂部開口をシールするために、前記サンプル孔によって受け入れられるキャップと; 前記キャップの外面に近似接触して、除去可能に保持される第1要素と; 生物学的プロセス中に液体生物学的サンプルに加えられるべき第1試薬を保持し、前記第1要素への磁気引力によって前記キャップの内面に近似接触して保持される第2要素とを含み、前記キャップからの前記第1要素の除去が前記第2要素を前記キャップの前記内面から分離させ、前記サンプル孔の底部中に落下させて、前記サンプル孔が前記キャップによってシールされた状態であるときに、前記第1試薬と前記液体生物学的サンプルとの混合を可能にする装置。
IPC (5件):
C12M 1/34 ,  B01L 3/00 ,  B65D 81/32 ,  C12Q 1/70 ,  G01N 33/15
FI (5件):
C12M 1/34 A ,  B01L 3/00 ,  B65D 81/32 U ,  C12Q 1/70 ,  G01N 33/15 B

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