特許
J-GLOBAL ID：200903075905063885
リン酸型燃料電池用多孔質電極基板の製造方法
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
福田 保夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-035544
公開番号（公開出願番号）：特開平10-223234
出願日： 1997年02月04日
公開日（公表日）： 1998年08月21日
要約：
【要約】【課題】 優れた耐蝕性により長期に亘って高出力で安定に発電操業することのできる炭素系のリン酸型燃料電池用多孔質電極基板の製造方法を提供する。【解決手段】 残炭率40%以上の有機高分子物質を有機溶媒に溶解した溶液を炭素繊維基材に含浸し、乾燥、加熱硬化して有機高分子物質を炭素繊維基材に被着し、不活性雰囲気中800°C以上の温度により焼成炭化した後、2300°C以上の温度で熱処理して炭素繊維基材表層部に黒鉛質被膜を形成し、次いでフッ素化処理を施す。フッ素化処理はフッ素含有ガスをプラズマ反応させる方法が好ましく、プラズマリアクター内にCF4 ガスを流入しながら、マイクロ波出力30W以下、反応時間10分以下の反応条件でフッ素化処理を施すことが好ましい。
請求項（抜粋）：
残炭率40%以上の有機高分子物質を有機溶媒に溶解した溶液を炭素繊維基材に含浸し、乾燥、加熱硬化して有機高分子物質を炭素繊維基材に被着し、不活性雰囲気中800°C以上の温度により焼成炭化した後、2300°C以上の温度で熱処理して炭素繊維基材表層部に黒鉛質被膜を形成し、次いでフッ素化処理を施すことを特徴とするリン酸型燃料電池用多孔質電極基板の製造方法。
IPC (2件)：
FI (2件)：
H01M 4/88 C
, H01M 8/02 M
