特許
J-GLOBAL ID:200903075905601160

レンズ鏡胴

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182368
公開番号(公開出願番号):特開平10-026719
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 アイリス板を付勢するばねを用いて移動筒の抜け出し防止を行って同一部材を有効に利用することにより、部品数の低減が図れ、カメラの小型化を可能とするレンズ鏡胴を提供すること。【解決手段】 固定筒2の端部から掛止部24に突設して、移動筒3の鍔部32を貫通させ、その掛止部24の貫通部分にアイリス板4を付勢しているばね5を掛止させて構成されている。このため、ばね5の掛止により移動筒3が固定筒2から抜け出ることがない。このように同一部材であるばね5を有効に利用して、アイリス板4の付勢と移動筒3の抜け止めを行うことにより、焦点調節に用いられる部品点数の低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
カメラの本体に対し一方の端部が固定された筒状体であって、その端部の内側に撮像手段が配設され、他方の開放された端部に軸方向へ延びる掛止部が設けられている固定筒と、内部にレンズ群を内蔵した略円柱状の胴部が前記撮像手段に対し進退可能に配設され、この胴部の外周に前記掛止部を貫通させる鍔部が設けられている移動筒と、前記移動筒を前記撮像手段に対し進退させる繰出手段と、複数の光絞り用開口を有し、前記移動筒を貫通し前記鍔部に沿って一定範囲で摺動可能に配設される光絞り手段と、前記光絞り手段を一定方向に付勢し、前記鍔部から延出する前記掛止部に掛止されるばねと、を備えたレンズ鏡胴。

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