特許
J-GLOBAL ID:200903075905928908

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-302863
公開番号(公開出願番号):特開平6-129521
出願日: 1992年10月15日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】運転者のキックダウン操作の意志を正確に反映して自動変速機のシフトダウンを実行する車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】ニューラルネットワーク98を備えたキックダウン判定手段96によりアクセルペダル58の操作量θf およびスロットル弁開度θの最大変化速度(dθ/dt)max に基づいてキックダウン操作が判定されると、変速制御手段88により自動変速機14のシフトダウンが実行される。キックダウン判定手段96によりキックダウン操作であると判定されない場合でも、アクセルペダル58の初回の踏込操作から所定の時間to 内に、アクセルペダル58の戻し操作が行われ且つ戻し操作の直前の踏込操作と同等以上の速度dθ/dtで再び踏込操作が行われたと判定されると、キックダウン学習手段102からニューラルネットワーク98へキックダウンを示す教師信号KYOが供給され、ニューラルネットワーク98の学習が行われる。
請求項(抜粋):
アクセルペダルのキックダウン操作に応答して自動変速機をダウンシフトさせる車両用自動変速機の変速制御装置であって、前記アクセルペダルの踏込操作の開始位置を検出するアクセルペダル踏込開始位置検出手段と、該アクセルペダルの踏込操作時における操作速度を算出する操作速度算出手段と、前記アクセルペダルの操作開始位置および操作速度が入力されるニューラルネットワークを備え、該ニューラルネットワークの出力に基づいて前記キックダウン操作を判定するキックダウン判定手段と、前記アクセルペダルの踏込操作が行われた状態において、前記キックダウン判定手段によりキックダウン操作であると判定されない場合には、該アクセルペダルの踏込操作から所定の時間内に、該アクセルペダルの戻し操作が行われ且つ該戻し操作の直前の踏込操作と同等以上の速度で再び踏込操作が行われたことに基づいてキックダウン操作であると判定し、前記ニューラルネットワークに教師信号を供給するキックダウン学習手段と、前記キックダウン判定手段により前記アクセルペダルのキックダウン操作であると判定された場合には、前記自動変速機をシフトダウンさせる変速制御手段と、を含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 59:18

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