特許
J-GLOBAL ID:200903075911221042

ペプチド類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-035748
公開番号(公開出願番号):特開平6-340691
出願日: 1994年03月07日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【構成】 式R-A1-A2-X-A3[式中、RはH、保護基または所望により置換されていてよいベンジルオキシであり、A1はα-ヒドロキシもしくはα-アミノ酸残基または後に定義される基(α)であり、A2はα-ヒドロキシまたはα-アミノ酸残基であり、またはA1およびA2は合して疑似ジペプチドもしくはジペプチド様物質の基、または後に定義される基(aa)、(bb)もしくは(cc)を形成し、XはAspから誘導される基であり、そしてA3は-CH2-X1-CO-Y1、-CH2-O-Y2、-CH2-S-Y3または-CH2-(CO)m-Y6[式中、X1はOまたはSであり、mは0または1であり、そしてY1、Y2、Y3およびY6は後に定義される通りである]である]で示される化合物。【効果】 式R-A1-A2-X-A3で示される化合物は、薬理活性、例えばIL-1β放出阻害性を有する。
請求項(抜粋):
遊離型、塩型または複合体の型の、式I:R-A1-A2-X-A3 (I)[式中、Rは水素、アミノもしくはヒドロキシ保護基または所望により環上置換されていてよいベンジルオキシであり、A1はα-ヒドロキシ酸基;所望により保護されていてよい側鎖を有するアミノ酸残基またはそのチオカルボニル類似体;または式(α):【化1】[式中、環Aは所望によりヒドロキシまたはC1-4アルコキシにより置換されていてよく、RaはCOまたはCSである]で示される基であり、そして、i)A2は、α-ヒドロキシ酸基、-NH-CHR3-CO-、【化2】または【化3】[式中、R1はC1-4アルキルであり、R2はH、ハロゲン、C1-4アルキル、CF3またはトリチルであり、R3はα-アミノ酸の所望により保護されていてよい側鎖の基であり、そして、Yは所望によりOH、CH3、C2H5、オキソ、ケタールまたはハロゲンにより置換されていてよいC2-5アルキレンである]であり、Xは、式(a)または(b):【化4】[式中、R7は-CO2H、-CONHOHまたは生物学的アイソスター基である]で示される基であり、A3は、-CH2-X1-CO-Y1;-CH2-O-Y2;または-CH2-S-Y3[式中、X1はOまたはSであり、Y1は脂環式基;所望により置換されていてよいアリール;所望により環上置換されていてよいジフェニルメチル;ピペリジノ;または所望により置換されていてよい単環、二環もしくは三環性へテロアリールであり;Y2は脂環式基;所望により環上置換されていてよいジフェニルメチル;または所望により置換されていてよい二環もしくは三環性へテロアリールであり;A1がα-ヒドロキシ酸基以外であり且つA2が-NH-CHR3-CO-以外である時、Y2はさらに、所望により置換されていてよいピリジルまたはアリールであり;そして、Y3は脂環式基;トリ-(C1-4アルキル)メチルカルボニル、ジ-(C1-4アルキル)アミノチオカルボニル、4-ニトロ-フェニル、2,6-ジクロロ-ベンゾイル;2,3,6-トリクロロ-4-ピリジル、五員環の含窒素へテロ環基または所望により置換されていてよい二環もしくは三環性へテロアリールであり;A1がα-ヒドロキシ酸基以外であり且つA2が-NH-CHR3-CO-以外である時、Y3はさらに、所望により置換されていてよいピリジルまたはアリールである]であるか、または、ii)A2は、式(c):【化5】[式中、R4はHまたはC1-4アルキルであり、R6はCOまたはCSであり、Y4は-(CH2)S-N(C1-4アルキル)2または所望により保護されていてよい-(CH2)S-NH-シクロヘキシル[式中、Sは1、2、3または4である]である]で示される基であり、または、A1およびA2は合して式(aa)、(bb)または(cc):【化6】[式中、R1aおよびR5は合してC2-5アルキレンまたはC2-5アルケニレンを形成し、且つY5はα-アミノ酸の所望により保護されていてよい側鎖の基であり;またはY5は上記Y4に対して与えられた意義の一つを有し、または、R5およびY5は合して【化7】を形成するか、またはR5は2,3-ジヒドロ-2-インダニルであり、Y5はHであり、且つR1aは独立してR1bに対して与えられた意義の一つを有し、そして、R1bは上に示されたアミノ酸残基またはチオカルボニル類似体A1の所望により保護されていてよい側鎖である]で示される基を形成し、または、A1およびA2は合して疑似ジペプチドまたはジペプチド様物質の残基を形成し、Xは、上記定義による式(a)または(b)で示される基であり、そして、A3は、-CH2-X1-(CO)m-Y6[式中、X1は上記定義の通りであり、mは0または1であり、そしてY6は脂環式基;トリ-(C1-4アルキル)メチル;所望により環上置換されていてよいジフェニルメチル;所望により置換されていてよいアリール;または所望により置換されていてよい単環、二環もしくは三環性へテロアリール基である]である。但し、i)A1がα-ヒドロキシ酸基以外であり、A2が-NH-CHR3-CO-であり、且つ(a)または(b)中のR7が所望によりエステル化されていてよいCOOHである時、A3中のY1は所望により置換されていてよいアリールまたはピリジル以外であり、ii)(aa)中のY5がα-アミノ酸の所望により保護されていてよい側鎖の基であり、Y6が所望により置換されていてよいアリールであり、且つR7が所望によりエステル化されていてよいCOOHである時、(aa)中のY5はR配置である。]で示される化合物、および、R7が-CO2Hである時にはそれらの生理学的に加水分解され得る、且つ生理学的に許容し得るエステルまたはアミド。
IPC (8件):
C07K 5/06 ,  A61K 31/415 ,  A61K 37/02 ,  C07C311/38 ,  C07C327/20 ,  C07C333/18 ,  C07D233/64 106 ,  C07K 5/08

前のページに戻る