特許
J-GLOBAL ID:200903075922244885

ファンデカプラを有するターボファンエンジン用のファンケース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-331595
公開番号(公開出願番号):特開2001-241397
出願日: 2000年10月31日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】【課題】 ファン動翼離脱事故中にファンロータが旋回でき動翼破片がファン平面を後方に出るようなファンケース。【解決手段】 ロータディスク(14)に装着した複数のファン動翼(18)を含むファン(12)と、所定荷重に応じて破損するデカプラ(44)とを有するターボファンエンジン(10)用のファンケース(22)が、実質的に環状の殻(46)を含み、この殻は前部(48)と中間部(50)と後部(52)とを有する。ファンケース(22)はさらに、中間部(50)の前端に形成した後ろ向き段部(60)を含み、動翼破片が前方に射出されるのを防止する。中間部(50)はファン(12)と軸方向位置に関して整合しておりそして大きな内径を有する。従って、中間部(50)はファン動翼(18)の周囲に環状空間を画成しており、この環状空間は、デカプラ(44)が破損した時ファン(12)が旋回し得るほど大きい。中間部(50)と後部(52)は半径方向位置に関して整合しており、これにより、動翼破片の後方射出を可能にし、2次動翼破損を防止する。
請求項(抜粋):
ロータディスク(14)に装着した複数のファン動翼(18)を含むファン(12)と、所定荷重に応じて破損するデカプラ(44)とを有するターボファンエンジン(10)用のファンケース(22)であって、前部(48)と中間部(50)と後部(52)とを有し、前記中間部(50)は前記ファン(12)と軸方向位置に関して整合しておりかつ前端を有するような実質的に環状の殻(46)と、前記中間部(50)の前記前端に形成した後ろ向き段部(60)とを含むファンケース(22)。
IPC (2件):
F04D 29/52 ,  F02K 3/06
FI (2件):
F04D 29/52 B ,  F02K 3/06

前のページに戻る