特許
J-GLOBAL ID:200903075931060037

燃焼ガス中のクリープ破断試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塚本 正文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-112037
公開番号(公開出願番号):特開平9-281018
出願日: 1996年04月09日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 試験片のみを1000°C以上に加熱して高温燃焼ガス中でクリープ破断試験を行う。【解決手段】 熱ガスチャンバー7の透孔に内端が嵌着され外端が同チャンバーの外方へ延びる大径中心孔を有する直列的大径筒状体2L,2Uと、同中心孔の内端に外端が嵌脱可能に固着され内端が閉塞された中径筒状試験片5と、同大径筒状体に同軸的に挿入され、全長にわたる小径中心孔4aを有し内端が同試験片5の中心孔孔底に当接し外端が上端フランジ4cの小径孔4dに連通し同試験片の中心孔内に内挿される部分に複数の空冷用小孔16が貫設された中空中心押さえ棒4と、同筒状体2Uの中心孔の外端部に積層され中心押さえ棒4を介して同試験片5に引張荷重を与える荷重付与機構3と、同大径筒状体2Lに付設されたロードセル6の出力に基づいて上記荷重付与機構を介して同試験片に与える引張荷重を制御する制御装置9とを具えたこと。
請求項(抜粋):
燃焼ガスチャンバーの囲壁に貫設された透孔に内端が嵌着され外端が同チャンバーの外方へ延びる比較的大径の中心孔を有する大径筒状体と、同大径筒状体の中心孔の内端に外端が嵌脱可能に固着されるとともに同筒状体と同軸的に同チャンバーの内部に延びる内端が閉塞された同軸的中径中心孔を有する中径筒状試験片と、同大径筒状体の中心孔の同チャンバー寄りの部分に同軸的に挿入され、全長にわたって延びる小径中心孔を有し、その内端が同試験片の中心孔の孔底に当接し、その外端が上端に突設されたフランジの半径方向透孔に連通するとともに、同試験片の中心孔内に緩く内挿される部分に縦横に複数の半径方向の小径空気孔が貫設されてなる比較的小径の中空中心押さえ棒と、同筒状体の中心孔の外端部に同軸的かつ積層的に内挿され上記中心押さえ棒を介して同試験片に可変引張荷重を与える荷重付与機構と、同大径筒状体に付設されたロードセルの出力に基づいて上記荷重付与機構を介して同試験片に与える引張荷重を制御する制御装置とを具え、同中心押さえ棒の空気孔を経て冷却用空気を導入し、これを同試験片の多数の小径空気孔を経て外部に放出することにより同試験片を空冷するとともに、同制御装置により同試験片の引張荷重を一定に制御するようにしたことを特徴とする燃焼ガス中のクリープ破断試験装置。
IPC (2件):
G01N 3/00 ,  G01N 3/18
FI (2件):
G01N 3/00 R ,  G01N 3/18

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