特許
J-GLOBAL ID:200903075931176965

位相差板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-092908
公開番号(公開出願番号):特開平6-308324
出願日: 1993年04月20日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 均一な位相差補償性能を有すると共に視野角特性に優れた位相差板を歩留まりよく製造できる方法を提供すること。【構成】 ポリサルフォン系樹脂100重量部に対し少なくとも1種類以上の可塑剤を1〜15重量部配合すると共に、このフィルム又はシートのガラス転移点をTg、一次延伸温度をT<SB>1</SB>、二次延伸温度をT<SB>2</SB>、延伸倍率をAとしたとき、(Tg-2°C)≦T<SB>1</SB>≦(Tg+4°C)、(Tg-15°C)≦T<SB>2</SB>≦(Tg-2°C)、1.1<A<2.0、の条件で横一軸延伸することを特徴とする。そして、上記可塑剤を配合することにより、延伸特性が向上してその均一延伸を図れこれにより均一な位相差補償性能を有する位相差板の製造を可能にしている。また、上記延伸条件にて横一軸延伸することにより、縦(長手)方向に発生する応力を抑えてその一軸性が高められこれにより高視野角のポリサルフォン系位相差板の製造を可能にしている。
請求項(抜粋):
ポリサルフォン系樹脂フィルム又はシートを横一軸延伸して位相差板を製造する方法において、ポリサルフォン系樹脂100重量部に対し少なくとも1種類以上の可塑剤を1〜15重量部配合すると共に、このフィルム又はシートのガラス転移点をTg、一次延伸温度をT<SB>1</SB> 、二次延伸温度をT<SB>2</SB> 、延伸倍率をAとしたとき、(Tg-2°C) ≦ T<SB>1</SB> ≦ (Tg+4°C)、(Tg-15°C) ≦ T<SB>2</SB> ≦ (Tg-2°C)、1.1 < A < 2.0、の条件で横一軸延伸することを特徴とする位相差板の製造方法。

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