特許
J-GLOBAL ID:200903075936210711
液体金属アノードを有するX線発生装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
伊東 忠彦
, 大貫 進介
, 伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-575402
公開番号(公開出願番号):特表2005-520289
出願日: 2003年02月26日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
本発明はX線(31)発生装置に関する。装置は真空空間(3)に収められた電子(27)放射源(5)を有する。X線は、電子入射によって液体金属から放射される。液体金属は、放射源により放射された電子が液体金属に衝突する場所である狭窄部(13)を流れる。狭窄部は、真空空間から狭窄部における液体金属を隔離しており、電子とX線を通す材料で構成される薄窓(23)と、窓と対向する壁(25)とによって仕切られている。本発明によると、壁(25)は輪郭(p)を有し、この輪郭は、狭窄部(13)での液体金属圧力によって運転中に生じる窓の変形の結果、窓(23)が有する輪郭(p’)と適合している。従って、狭窄部は予め意図した断面積を有することが可能となり、窓の変形位置での流速低下、およびそれに伴って生じる過度の圧力増大を回避できる。
請求項(抜粋):
真空空間に収められた電子放射源と、電子入射の際X線を放射する液体金属と、前記放射源から放射された電子が液体金属に衝突する場所である狭窄部に流れる液体金属流を生じさせるポンプ式手段と、を有するX線発生装置であって、前記狭窄部が、電子とX線を通す、前記真空空間から前記狭窄部を隔離する窓と、前記窓と対向する壁と、によって仕切られており、少なくとも運転中、前記壁が、前記狭窄部における液体金属圧力によって運転中に生じる前記窓の変形の結果、前記窓が有する輪郭と適合した輪郭を有することを特徴とするX線発生装置。
IPC (4件):
H01J35/12
, H01J35/08
, H05G1/02
, H05G2/00
FI (4件):
H01J35/12
, H01J35/08 C
, H05G1/02 P
, H05G1/00 J
Fターム (5件):
4C092AA01
, 4C092AB10
, 4C092BD05
, 4C092BD17
, 4C092BD19
引用特許:
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