特許
J-GLOBAL ID:200903075937294544
磁気共鳴イメージング装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-126995
公開番号(公開出願番号):特開2001-299719
出願日: 2000年04月27日
公開日(公表日): 2001年10月30日
要約:
【要約】【課題】 ほぼ平坦な形状の傾斜磁場コイルを有し、簡素な構造で低騒音のMRI装置を提供する。【解決手段】 MRI装置10は均一磁場領域13を挟んで上下方向に対向して配置された一対の超電導コイルを内包する一対の冷却容器15と、冷却容器15の対向面16に台座20を介して支持されたほぼ平坦な形状の一対の傾斜磁場コイル14を具備する。傾斜磁場コイル14を覆うように、平板状の蓋部材17と筒状の側壁部材18とから成る遮音カバー19が、傾斜磁場コイル14と空隙を有して冷却容器15に固定されている。この遮音カバー19と冷却容器15の対向面16にて、傾斜磁場コイル14を封入する密閉空間21を形成して、傾斜磁場コイル14からの騒音を低減する。
請求項(抜粋):
均一磁場領域を挟んで対向配置された一対の対向面がほぼ平坦な静磁場発生源と、該静磁場発生源の内側で、且つ均一磁場領域を挟んで対向配置された一対のほぼ平坦な形状の傾斜磁場コイルとを備えた磁気共鳴イメージング装置において、平板状の蓋部材と筒状の外側部材から成る遮音カバー及び前記静磁場発生源とによって前記傾斜磁場コイルを囲う密閉空間が構成され、前記傾斜磁場コイルが前記静磁場発生源に固定されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。【請求項2】 請求項1記載の磁気共鳴イメージング装置において、前記傾斜磁場コイルが前記静磁場発生源に剛に固定されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。【請求項3】 請求項1及び記載の磁気共鳴イメージング装置において、前記遮音カバーの一部に支柱に沿った切り欠き部が設けられ、前記密閉空間は前記遮音カバー、傾斜磁場コイル及び前記一対の静磁場発生源を支持する支柱の一部により構成されたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。【請求項4】 請求項1乃至3記載の磁気共鳴イメージング装置において、前記遮音カバーを構成する蓋部材及び側壁部材は各々複数個に分割して製作され、これらを組み合わせて生成されることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。【請求項5】 請求項1乃至4記載の磁気共鳴イメージング装置において、下側の遮音カバーが被検体を寝載するテーブルを支持するように構成されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。【請求項6】 請求項1乃至5記載の磁気共鳴イメージング装置において、前記遮音カバーが弾性部材を介して前記静磁場発生源に固定されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。【請求項7】請求項1乃至6記載の磁気共鳴イメージング装置において、前記弾性部材が前記側壁部材に設けられた切り欠き部又は突起部に配置されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。【請求項8】 請求項1乃至7記載の磁気共鳴イメージング装置において、前記弾性部材が前記蓋部材及び前記側壁部材を挟んで2組配置されていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。【請求項9】 請求項1乃至8記載の磁気共鳴イメージング装置において、前記傾斜磁場コイルは大きさの異なる複数個の前記遮音カバーによって囲まれ、各遮音カバー間には空隙が設けられていることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。【請求項10】 請求項1乃至9記載の磁気共鳴イメージング装置において、前記遮音カバーによって囲まれた密閉空間内に低密度ガスを封入することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
Fターム (6件):
4C096AA01
, 4C096AB47
, 4C096CA16
, 4C096CA67
, 4C096CB07
, 4C096CB19
前のページに戻る