特許
J-GLOBAL ID:200903075940685538
シートベルト巻き取り装置の制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-124418
公開番号(公開出願番号):特開2003-312443
出願日: 2002年04月25日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 モータによるシートベルトの巻き取り後に、シートベルトのテンションを維持でき、かつ、緊急事態の解除後には、速やかにシートベルトの引き出しを可能とするシートベルト巻き取り装置の制御方法を提供する。【解決手段】 車両異常状態検出信号がオンとなると、モータ8は、シートベルトの弛みをとるのに十分な時間だけ最大電流を与えられて高速で回転し、シートベルトの弛みを吸収する。続いて、モータには正転方向に低電流が流され、シートベルトが緩まないように所定の張力を保持する。車両異常検出信号が解除されたとき、モータをt2の間逆回転させる。これにより、スプールはモータとの結合を切り離され、ゼンマイユニット7中のスプリングによる巻き取り力の他は力を受けないので、シートベルトを容易に引き出すことが可能となる。
請求項(抜粋):
モータによりシートベルトを巻き取る機構を有するシートベルト巻き取り装置であって、シートベルトが巻回されたスプールに結合されたラチェット歯車と、モータに結合された回転体によって駆動されるラチェット爪の係合を利用して、モータがシートベルトを巻き取る方向に回転しているときにのみ、前記モータとシートベルトが巻回されたスプールとの間の動力伝達機構を連結する動力伝達経路切替機構を有するものを制御する方法において、異常事態が検出されたときモータに大電流を流して巻き取り、その後、シートベルトの張力が緩まない程度の低電流をモータに流し続け、異常状態が解除されたときには、モータをシートベルト引き出し方向に駆動することを特徴とするシートベルト巻き取り装置の制御方法。
IPC (2件):
FI (2件):
B60R 22/48 B
, B60R 22/46
Fターム (3件):
3D018MA01
, 3D018PA01
, 3D018PA07
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