特許
J-GLOBAL ID:200903075948271295

波長分波器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-190535
公開番号(公開出願番号):特開平9-043057
出願日: 1995年07月26日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【目的】 複数の光を一度に分離できるとともに、分散角が比較的大きく、簡単な構成で、かつ耐環境性のよい分波器を提供する。【構成】 ガラス等でできた平行平板30の一方の面には反射率がほぼ100%の反射多層膜32を設け、他方の面には反射率が100%より小さい反射多層膜31を設ける。反射多層膜31の設けられている面には反射率がほぼ0%の照射窓33が設けられ、入射光38が入射される。入射光38は、コリメートレンズ34によって平行光にされた光をシリンドリカルレンズ35によって、照射窓33上の焦線36に集光され、平行平板30内で拡がりながら、多重反射を繰り返す。反射多層膜32からは1回反射する毎に光の一部が外部に放出され干渉を起こし、光束37を形成する。光束37は光の波長毎に異なる角度で放出され、レンズ39で集光されたあと、波長毎に受光器40によって検出される。
請求項(抜粋):
相対する第1および第2の互いに平行な反射面を持ち、該第1及び第2の反射面のいずれか一方の面上もしくはその近傍に面に平行に設定される線分からその線分に垂直方向に放射状に広がる光線を、前記第1、第2の反射面間に入射させ、多重反射の毎に第1及び第2のいずれか一方の反射面を透過して光を出力し、それらの干渉の結果、進行方向が光の波長により異なる光束を形成することを特徴とする波長分波器。

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