特許
J-GLOBAL ID:200903075949271531
電池電源および寿命判定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-274592
公開番号(公開出願番号):特開2009-103544
出願日: 2007年10月23日
公開日(公表日): 2009年05月14日
要約:
【課題】バックアップ電源装置の容量が必要十分かを判定する。 【解決手段】初回のメインテナンス放電の後に2回目のメインテナンス放電がなされる。S11において、単セル当たりのセル電圧と電流とがチェックされ、その結果に応じて電池電圧および電流が所定の値であり、且つ環境温度が所定範囲の温度の場合に、本体側にメインテナンス放電を行う要求が通知され、メインテナンス放電が実行される。一定の放電電流で、所定の電圧まで放電がなされる。この場合の放電時間がS17で記録され、S18において、放電時間の記録値と初期放電時間との比率に基づいて容量が計算される。求められた容量がバックアップ電源装置に接続された電子機器の動作に必要な最小限の容量以上であるか否かが判定される。S18において、容量が70%未満と判定されると、S19において、寿命終了品の表示がなされ、寿命終了品であることが本体側に通知される。【選択図】図6
請求項(抜粋):
二次電池と、
上記二次電池の正負の電極からそれぞれ導出された正負の電源ラインの一方にそのドレイン・ソース間が挿入され、充電電流に対して逆方向の極性の寄生ダイオードを有する充電制御用電界効果型トランジスタと、
上記正負の電源ラインの一方にそのドレイン・ソース間が挿入され、充電電流に対して順方向の極性の寄生ダイオードを有する放電制御用電界効果型トランジスタと、
上記二次電池の電圧を検出する電圧検出回路と、
上記二次電池の放電電流および充電電流を検出する検出用抵抗と、
温度を検出する温度検出素子と、
上記電圧検出回路により検出された電池電圧、上記検出用抵抗により検出された上記放電電流および充電電流の電流値および上記温度検出素子により検出された温度が入力され、充電および放電を制御する制御部とを備え、
上記制御部によって、上記温度検出素子により検出された温度が設定された範囲内にある場合に、予め設定された放電電流でもって、上記電池電圧が第1の電圧値の場合に開始し、上記電池電圧が第2の電圧値の場合に終了する連続的なメインテナンス放電を行うように制御し、
最初の上記メインテナンス放電において、上記第2の電圧値に達するまでの初期放電時間が記録され、
上記最初のメインテナンス放電の後になされる第2回目以降のメインテナンス放電における上記放電時間と、上記初期放電時間との比率によって、上記二次電池の現在の容量が設定された容量以上か否かを判定し、
上記二次電池の現在の容量が上記設定された容量以上と判定される場合に、正常と判定し、
上記二次電池の現在の容量が上記設定された容量未満と判定される場合に、寿命終了と判定する
ことを特徴とする電池電源装置。
IPC (3件):
G01R 31/36
, H02J 7/00
, H01M 10/48
FI (3件):
G01R31/36 A
, H02J7/00 Y
, H01M10/48 P
Fターム (35件):
2G016CA07
, 2G016CB05
, 2G016CB12
, 2G016CB23
, 2G016CC01
, 2G016CC02
, 2G016CC03
, 2G016CC04
, 2G016CC06
, 2G016CC07
, 2G016CC12
, 2G016CC27
, 2G016CC28
, 2G016CD06
, 2G016CD14
, 2G016CE02
, 2G016CE11
, 2G016CF06
, 5G503AA01
, 5G503BA01
, 5G503BB01
, 5G503BB02
, 5G503CA01
, 5G503CA11
, 5G503CB09
, 5G503CB11
, 5G503DA12
, 5G503EA08
, 5G503GA13
, 5H030AS03
, 5H030FF22
, 5H030FF41
, 5H030FF42
, 5H030FF44
, 5H030FF67
引用特許:
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