特許
J-GLOBAL ID:200903075954770716
形状計算処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-081210
公開番号(公開出願番号):特開平5-282403
出願日: 1992年04月03日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 物体の3次元形状データを更新する計算機処理に関し、形状の変更に際して、集合演算とローカルオペレーションとを使い分け、集合演算も部分的に行って計算時間を短縮できるようにした形状計算処理装置を目的とする。【構成】 フィーチャ1を指定の順序に配列したリストと途中形状データ3を保持し、変更識別部4は、物体形状の変更指定が何れかのフィーチャの幾何データの変更のみであることを識別した場合のみローカルオペレーション部5に処理を要求し、ローカルオペレーション部5は物体形状データ2の該変更指定に該当する部分を直接変更し、所要の途中形状データ3を無効とし、集合演算部6は該変更指定に該当する最も古い順位のフィーチャ1の直前の途中形状データ3に、当該途中形状データ3から後の形状計算を再実行することにより、物体形状データ2及び該当する途中形状データ3を再生成するように構成する。
請求項(抜粋):
所定の種類の基本形状の指定と、当該基本形状の幾何データ、配置及び組み込み方についての所定の指定からなるフィーチャ(1)に基づく形状計算を行って、物体形状を表すデータ(2)を算出する装置であって、該フィーチャ(1)を指定の順序に配列したリストとして保持し、該リスト上で所定の間隔の該フィーチャごとに、該順序に従う当該フィーチャまでの該形状計算によって生成した形状を表す途中形状データ(3)を保持し、変更識別部(4)と、ローカルオペレーション部(5)と、集合演算部(6)とを設け、該変更識別部(4)は、該物体形状の変更指定を受け取り、該変更が該物体形状を構成する何れかの該フィーチャ(1)の幾何データの変更のみであることを識別した場合のみ該ローカルオペレーション部(5)、その他の場合には該集合演算部(6)に、該形状変更処理を要求し、該ローカルオペレーション部(5)は該変更識別部(4)から要求を受けた場合に、該物体形状データ(2)の該変更指定に該当する該フィーチャ(1)ごとに対応する部分を該指定に従って変更し、該当する該フィーチャのうち最も古い順位にある該フィーチャ以降のフィーチャに対応して保持されている該途中形状データ(3)を無効とし、該集合演算部(6)は該変更識別部(4)から要求を受けた場合に、該変更指定に該当する該フィーチャ(1)のうち最も古い順位の該フィーチャより古い該フィーチャに対応する最後の該途中形状データ(3)に、当該途中形状データに対応する該フィーチャより後の該フィーチャを組み込む形状計算を再実行することにより、該物体形状データ(2)及び該当する途中形状データ(3)を再生成するように構成されていることを特徴とする形状計算処理装置。
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