特許
J-GLOBAL ID:200903075957569299

分離式車椅子による入浴装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高良 英通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-186071
公開番号(公開出願番号):特開2000-014735
出願日: 1998年07月01日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 操作性及び安全性の点ですぐれた分離式車椅子による入浴装置を提供する。【解決手段】 台車部2と、台車部に載設される乗座部3と、乗座部を台車部に連結する連結装置4とを備える分離式車椅子1の連結装置は、乗座部の左右両側の4箇所に横方向の枢支軸16を介して上下回動自在に取り付けられ、ばね手段によって入浴時における車椅子の進行方向Aへ付勢されている4つの連結プレート14,15を有し、連結プレートには、2つの円弧状の係合溝が設けられ、両係合溝は入浴時における車椅子の進行方向に開口しており、台車部には、連結プレートの両係合溝に係合する連結ピン21,22が突設されている。車椅子が浴槽40に進入すると、乗座部の連結プレートが浴槽の底部44の開口部端縁44aに当接し、枢支軸を支点に上方へ回動して連結ピンから離脱し、乗座部が底部に移乗し、台車部が底部の下方に収容される。
請求項(抜粋):
走行する台車部と、該台車部に分離可能に載設される乗座部と、該乗座部を前記台車部に分離自在に連結する連結装置とを備えている分離式車椅子を、一側に扉が設けられている浴槽に、前記扉を開いた状態で入れると、前記連結装置が作動し、前記乗座部が前記台車部から分離し前記浴槽の底部に移乗すると共に、前記台車部が前記浴槽の底部下方に位置するように構成されている分離式車椅子による入浴装置であって、前記連結装置は、前記乗座部の左右両側の4箇所に横方向の枢支軸を介して上下回動自在に取り付けられ、かつ、ばね手段によって入浴時における前記車椅子の進行方向へ付勢されている4つの連結プレートを有し、前記連結プレートには、前記枢支軸を中心とし、かつ半径の異なる2つの円弧状の係合溝が設けられていると共に、前記両係合溝は入浴時における前記車椅子の進行方向に開口しており、前記台車部には、前記連結プレートの前記両係合溝に係合する連結ピンが横方向に突設されており、さらに、前記乗座部の後端部に上下動可能に取り付けられ、かつばね手段によって下方へ付勢され、前記台車部の入浴時における前記車椅子の進行方向後端部に係合するドッキングプレートが設けられており、前記車椅子が前記浴槽に進入すると、先ず前記乗座部の進入方向前部両側の前記連結プレートが前記浴槽の底部端縁に当接し、前記枢支軸を支点に上方へ回動して前記連結ピンから離脱し、前記乗座部が前記底部に移乗すると共に、前記台車部が前記底部の下方に進入し、続いて前記乗座部の進入方向後部両側の前記連結プレートが上記同様にして前記底部の端縁に当接し、上方へ回動して前記連結ピンから離脱し、前記乗座部が完全に前記底部に移乗すると、前記ドッキングプレートが前記底部の端縁に当接し、前記ばね手段に抗して上方へ移動して前記台車部との係合が解除され、前記台車部が前記底部の下方に位置するように構成されていることを特徴とする分離式車椅子による入浴装置。
IPC (2件):
A61H 33/00 310 ,  A61G 5/02 506
FI (2件):
A61H 33/00 310 K ,  A61G 5/02 506
Fターム (7件):
4C094AA01 ,  4C094BB04 ,  4C094CC03 ,  4C094CC04 ,  4C094CC09 ,  4C094DD14 ,  4C094GG02

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