特許
J-GLOBAL ID:200903075963036944

コンピュータグラフィックスの照度計算方法およびそれに用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-176287
公開番号(公開出願番号):特開平8-044902
出願日: 1994年07月28日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】Zバッファ処理装置を用いた天空光の計算において、大きな範囲の輝度を計算する場合であっても、計算しうる天空輝度のダイナミックレンジを広げ、既存のZバッファ処理装置を適用可能する。【構成】Zバッファ処理によって用いられる天空輝度データを部分輝度データに分割して、各部分輝度データに対応した部分的な照度を合計する。特に、天空輝度データをビット分割して、照度の合成時に、桁を調整して照度を求める処理をおこなう。また、天空輝度データを値域に応じて分割して、照度の合成時に、乗算して値を調整する。
請求項(抜粋):
天空光から照射された物体の照度を求め、その結果を用いて画像を表示装置に表示するコンピュータグラフィックスの照度計算方法であって、前記物体上に前記天空光から照射された物体の照度をサンプリングするサンプリング点を定め、前記天空光の天空輝度データおよび前記物体を仮想的な投影面上に前記サンプリング点から見た透視投影変換を施し、前記天空光が前記物体によって遮蔽されない部分のピクセルには前記天空輝度データの値をピクセルの輝度値として保持し、前記天空光が遮蔽される部分は零をピクセルの輝度値として保持する可視部画像を求め、その可視部画像から、投影面での照度を求め、その各々の投影面での照度の合計を前記サンプリング点の照度とするコンピュータグラフィックスの照度計算方法において、前記天空光の天空輝度データを、n個の部分輝度データに分割し、各部分輝度データごとに前記各ピクセルにピクセルの輝度値を保持する可視部画像を求め、その可視部画像の保持するピクセル値から部分的な照度を求め、前記部分的な照度を合計して、前記投影面での照度とすることを特徴とするコンピュータグラフィックスの照度計算方法。

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