特許
J-GLOBAL ID:200903075966657931
オレフィン重合用の立体特異性触媒系
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福村 直樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-500390
公開番号(公開出願番号):特表平10-501016
出願日: 1995年05月30日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】オレフィン又はオレフィンの混合物、特にプロペン、又はプロペンの混合物、有利にはエテンとの混合物は、遷移金属化合物を基礎とする主触媒、及び有機金属化合物である共触媒の他、生成ポリマーの立体特異性を制御するのに特に適した化合物を含有するチーグラー・ナッタ触媒系を用いて重合することができる。外部ドナーと称されるこのような化合物は、他の効果もまた有している。有利には、ジアルコキシフェニルアルカン、例えばジメトキシフェニルプロパンから選択されてなる2つのエーテル基を有してなるアルデヒドのアセタール誘導体をこの目的に用いることにより、触媒系の水素感受性が高く、したがって重合反応において反応し得る水素の量を調節することによって、水素を連鎖移動剤として使用することが生成物の分子量の容易な制御方法となり得るとともに、生成物において良好な立体特異性が得られる。もし、アセタール誘導体の供与体よりも明らかに水素感受性が低い供与体、例えばアルコキシシランを、アセタール誘導体とともに用いれば、生成物のMWDがより広くなることが達成される。
請求項(抜粋):
チタニウム化合物を基礎とする主触媒組成物、有機アルミニウム共触媒、及び1又は幾つかの外部電子ドナーを含有し、前記電子供与体の内の1つは、アルデヒドのアセタール誘導体であり、前記アセタール誘導体は、前記式(III):(Rは低級アルキル基であり、R1とR2とは、同一であっても同一でなくともよい炭化水素基、又は一緒になって環を形成してなる基であり、R3は水素又は炭化水素基である。)で示される構造を有する化合物であることを特徴とするオレフィン重合用の触媒系。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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