特許
J-GLOBAL ID:200903075971709095

車両制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233922
公開番号(公開出願番号):特開平6-081692
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】この発明は、オートマチックトランスミッションを使用した車両において、急ブレーキ等におけるエンスト対策が施された車両制御装置を提供することを目的とする。【構成】アクセル開度APが全閉Aの状態でスロットルTAが閉じられ、機関回転数Ne が徐々に低下される。この状態でB点でブレーキが踏まれ、ロックアップが結合された状態にあると回転数Ne は急激に低下し、エンスト状態となる。そこで、ブレーキが踏まれたB点でロックアップクラッチを解放し、同時にエンスト対策補正時間KTTHの間スロットル開度を補正し、機関回転数Ne が上昇される方向に制御するもので、ロックアップ解除と共にこのスロットル開度を補正することによって、急制動時におけるエンスト防止されるようにしている。
請求項(抜粋):
内燃機関の動力を車輪に伝達するオートマチックトランスミッションと、アクセルペダルの操作量に対応したアクセル開度を計測するアクセル開度計測手段と、ブレーキペダルの踏み込み操作点を検出するブレーキ操作検出手段と、前記内燃機関の搭載された車両の走行速度を計測する車速計測手段と、前記内燃機関の回転速度を計測する回転速度計測手段と、この回転速度測定手段で測定された機関回転速度情報と前記ブレーキ操作検出手段によるブレーキ操作点情報に基づいて、前記ブレーキ操作点よりの前記内燃機関の回転速度変化を測定する速度変化測定手段と、この速度変化測定手段で測定された前記機関の回転速度変化状態に応じて、スロットル弁補正開度を算出するエンスト対策のためのスロットル開度算出手段と、前記内燃機関の回転数並びに前記ブレーキ操作点情報に基づいて、エンスト対策制御領域を判定する対策領域判定手段と、この対策領域判定手段からの判定情報に基づいて前記エンスト対策のためのスロットル開度算出手段で求められたスロットル弁補正開度でスロットル弁開度を補正制御するとスロットル補正制御手段と、前記スロットル弁開度補正制御に同期して前記オートマチックトランスミッションのロックアップクラッチを解放するロックアップ制御手段と、を具備したことを特徴とする車両制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/04 310 ,  B60K 41/02 ,  F02D 9/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-241749
  • 特開平4-241749

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