特許
J-GLOBAL ID:200903075972267142
振動監視装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 洋一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-071345
公開番号(公開出願番号):特開2009-133810
出願日: 2008年03月19日
公開日(公表日): 2009年06月18日
要約:
【課題】簡素なフィルタ機能でエリアジングエラーを防止することができ、また、振動変位のピーク値をピーク周波数前後の成分も含めて求めることで、精度よいピーク値を求めることができる振動監視装置を提供する。 【解決手段】振動加速度センサで検出した振動のアナログ出力信号を、該アナログ出力信号の監視対象周波数の上限近傍をカットオフ周波数としたローパスフィルタを介した後に増幅すると共に、この増幅された信号をデジタル変換して得られたデジタル信号を、アナログ出力信号の監視対象周波数の上限近傍の少なくとも4倍に設定したサンプリング周波数でサンプリングし、そのサンプリング信号を周波数分析する。 そして、前記監視対象周波数範囲における所定の周波数における振動変位のピーク値を、予め設定された周波数帯域間の成分の2乗和平方根で算出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
回転機械の振動を検出する振動加速度センサ、該振動加速度センサからのアナログ出力信号を増幅する増幅部、増幅された信号をデジタル変換するA/D変換部、A/D変換されたデジタル信号を記憶する記憶部、該記憶部に記憶されたデジタル信号を無線送信する無線送受信部、前記各部への電源供給部を備えた無線センサと、
該無線センサからのデジタル信号を受信する送受信部、受信したデジタル信号を高速フーリエ変換処理により周波数分析を行なう周波数分析部、該周波数分析部の周波数分析データに基いて振動速度や振動変移等を算出し、状態判定を行なう演算部を備えた振動監視部と、
からなる振動監視装置において、
前記増幅部は、前記振動加速度センサで検出した振動のアナログ出力信号を、該アナログ出力信号の監視対象周波数の上限近傍をカットオフ周波数としたローパスフィルタを介した後に増幅し、
前記周波数分析部は、前記送受信部で受信した前記デジタル信号を、前記アナログ出力信号の監視対象周波数の上限近傍の少なくとも4倍に設定したサンプリング周波数でサンプリングし、そのサンプリング信号を周波数分析することを特徴とする振動監視装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01H17/00 A
, G01M19/00 A
Fターム (10件):
2G024AD02
, 2G024BA27
, 2G024CA13
, 2G024FA04
, 2G064AB08
, 2G064AB22
, 2G064BA02
, 2G064CC02
, 2G064CC26
, 2G064CC42
引用特許:
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