特許
J-GLOBAL ID:200903075972676271

永久磁石同期モータの初期位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-057744
公開番号(公開出願番号):特開2002-262600
出願日: 2001年03月02日
公開日(公表日): 2002年09月13日
要約:
【要約】【課題】 従来の永久磁石同期モータの初期位置検出装置は、突極比が小さい永久磁石同期モータの初期位置を高分解能に検出できなかった。【解決手段】 互いに電気角で60°だけ異なる6つの電圧パルスを印加し、電流応答の平行成分と直交成分とを演算し、平行成分のうち最大値を与える電圧パルスの位置を概略位置とし、このときの直交成分から補正値を作成する。概略位置と補正値との加算結果を初期位置とすることにより、突極比が小さい永久磁石同期モータの初期位置を高分解能に検出する。さらに、補正値を電気角で-30°から30°の範囲に限定し、どの電圧パルスが最大値の次(2番目)に大きい平行成分を与えかたを確認することにより、検出失敗を防止する。
請求項(抜粋):
複数相のステータ巻線が配置されたステータと、永久磁石が配置されたロータと、を有する永久磁石同期モータのロータ初期位置を検出する装置であって、前記ステータ巻線に電圧パルスを印加する電圧パルス印加手段と、前記電圧パルスに応答し前記ステータ巻線に流れる電流応答を検知する電流センサと、前記電流応答に基づき前記電流応答の前記電圧パルスの向きと一致する成分である平行成分を演算する平行成分演算手段と、前記電流応答に基づき前記電流応答の前記電圧パルスの向きと直交する成分である直交成分を演算する直交成分演算手段と、前記平行成分に基づき前記初期位置の概略の位置である概略位置を作成する概略位置作成手段と、前記直交成分に基づき前記概略位置の補正値を作成する補正値作成手段と、前記概略位置と前記補正値とに基づき前記初期位置を作成する初期位置作成手段と、を有することを特徴とする永久磁石同期モータの初期位置検出装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 6/18
FI (2件):
H02P 5/408 C ,  H02P 6/02 371 T
Fターム (31件):
5H560BB04 ,  5H560BB07 ,  5H560BB17 ,  5H560DA12 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560HA09 ,  5H560SS01 ,  5H560TT15 ,  5H560UA06 ,  5H576BB04 ,  5H576BB06 ,  5H576CC01 ,  5H576DD02 ,  5H576DD07 ,  5H576EE01 ,  5H576EE14 ,  5H576FF01 ,  5H576GG04 ,  5H576HA04 ,  5H576HB01 ,  5H576JJ03 ,  5H576JJ04 ,  5H576JJ12 ,  5H576JJ16 ,  5H576JJ17 ,  5H576JJ25 ,  5H576LL08 ,  5H576LL22 ,  5H576LL41 ,  5H576MM10

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