特許
J-GLOBAL ID:200903075972892349

冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-356760
公開番号(公開出願番号):特開平11-182945
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 冷媒回路に設けた制御弁の開度を調整することにより冷凍能力を高い精度で調整する比例制御を行うものに対し、この比例制御とサーモ発停制御とが頻繁に繰り返されるといった不具合を解消する。【解決手段】 圧縮機(31)、凝縮器(33)、液用比例制御弁(EV1)、蒸発器(39)及びガス用比例制御弁(EV2)を備えた冷媒回路(20)を備えさせる。各制御弁(EV1,EV2)の開度を調整することによって蒸発圧力及び冷媒循環量を調整して冷凍能力を制御する比例制御動作を可能とする。庫内空気温度と目標温度とに応じてサーモ発停動作を可能とする。比例制御動作時に冷凍能力を絞りきれずに圧縮機(31)が停止した場合、比例制御動作のリトライ動作を、所定時間間隔で行われる除霜運転が終了するまで禁止する。
請求項(抜粋):
圧縮機(31)、凝縮器(33)、液側制御弁(EV1)、蒸発器(39)及びガス側制御弁(EV2)を備えた冷媒回路(20)と、該冷媒回路(20)に冷媒を循環させながら各制御弁(EV1,EV2)の開度を調整することによって冷凍能力を調整して制御対象空気温度を略目標温度に維持する比例制御動作を行わせる比例制御手段(51)と、制御対象空気温度が略目標温度まで低下すると圧縮機(31)が停止し、且つこの制御対象空気温度が目標温度よりも所定値以上高くなると圧縮機(31)が再度駆動して冷媒循環動作が再開するサーモ発停動作を行わせるサーモ制御手段(52)と、上記比例制御動作によって制御対象空気温度を略目標温度に維持できる状態では、サーモ発停動作よりも比例制御動作を優先して行わせ、且つサーモ発停動作が行われている際には、比例制御動作のリトライ動作を行わせる優先手段(53)とを備えた冷凍装置において、上記比例制御手段(51)による比例制御動作が行われている際に、冷凍能力を最小にしても制御対象空気温度を目標温度に維持することができない状態となって圧縮機(31)が停止したとき、優先手段(53)による上記リトライ動作を所定時間だけ強制的に禁止して、サーモ制御手段(52)によるサーモ発停動作を継続して行わせる比例制御禁止手段(54)を備えていることを特徴とする冷凍装置。
IPC (3件):
F25B 1/00 304 ,  F25B 1/00 341 ,  F25B 47/02 570
FI (3件):
F25B 1/00 304 S ,  F25B 1/00 341 G ,  F25B 47/02 570 D
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭64-079548
  • 特公昭63-011580
  • 特開平2-107344
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-079548

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