特許
J-GLOBAL ID:200903075975231874
チタン-アルミニウム系金属間化合物粉末の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
工業技術院東北工業技術研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-070966
公開番号(公開出願番号):特開平8-325601
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【課題】 軽量耐熱材料として有用なチタン-アルミニウム系金属間化合物の粉末を、メカニカルアロイング法により、短時間で収率よく、かつ安価に製造する方法を提供する。【解決手段】 所望のチタン-アルミニウム系金属間化合物の組成になるように配合されたチタン粉末とアルミニウム粉末との混合粉末を、ミル容器内で減圧下又は不活性ガス雰囲気中、実質上窒素の不存在下で、混合粉末が容器内壁又はミリングボール表面に圧着されてチタンとアルミニウムから成る複合金属層が形成され、その表面に金属間化合物が形成され始めるまでボールミリングを行ったのち、窒素の存在下で金属間化合物粉末が形成され始めるまでミリングを行い、次いで減圧下又は不活性ガス雰囲気中、実質上窒素の不存在下でボールミリングを行い、チタン-アルミニウム系金属間化合物粉末を形成させる。
請求項(抜粋):
チタン粉末とアルミニウム粉末とを、メカニカルアロイングしてチタン-アルミニウム系金属間化合物粉末を製造するに当り、チタン粉末とアルミニウム粉末とを、所望のチタン-アルミニウム系金属間化合物の組成に相当する割合で混合し、これをミル容器内に収容し、(a)減圧下又は不活性ガス中、実質上窒素の不存在下で、混合粉末が容器内壁又はミリングボール表面あるいはその両方に圧着されてチタンとアルミニウムから成る複合金属層を形成し、その表面に固相反応により金属間化合物が形成しはじめるまでボールミリングを行ったのち、(b)窒素の存在下で金属間化合物粉末が形成しはじめるまでボールミリングを行い、(c)さらに減圧下又は不活性ガス中、実質上窒素の不存在下で、ボールミリングを続行し、金属間化合物粉末を形成させることを特徴とするチタン-アルミニウム系金属間化合物粉末の製造方法。
IPC (2件):
FI (3件):
B22F 1/00 E
, B22F 1/00 N
, C22C 1/04 E
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