特許

J-GLOBAL ID：200903075981657816

磁気ディスク装置のバランス修正機構

発明者： 別府 修
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-155602
公開番号（公開出願番号）：特開平11-353788
出願日： 1998年06月04日
公開日（公表日）： 1999年12月24日
要約：

【要約】【課題】磁気ディスク装置の回転部分において、精度の高いバランス修正機構を実現する。【解決手段】磁気ディスク1を搭載したスピンドルモータのハブ4に、複数枚の止め輪12,13を配置してバランス修正を行う。この際、止め輪の取付け角度を相互にずらして取付けて取付けることで修正量が任意に設定でき、高精度なスピンドル機構を実現できる。

請求項（抜粋）：

複数枚の磁気記録媒体をスペーサを介して積層しクランプによって固定された円筒状のスピンドルハブと、該ハブを固定シャフトに対して回転可能に支持する2つの軸受と、該シャフトの両軸受間に固定されたステータコイルと該ハブに内包する位置に配置された円環状のマグネットにより一対となって該記録媒体に回転駆動力を与えるモータと、記録媒体面に相対する位置に設置されて情報を記録再生する磁気変換器と、該磁気変換器を支持して記録媒体上の半径位置に設けられた任意の情報に対して移動および位置決めを行うアクチュエータと、該固定シャフトを支持し、前記機構を全て内包するハウジングからなる磁気ディスク装置のスピンドル機構において、該ハブ内のディスク積層固定により荷重される円筒状の受け部の外側に、内径側にはめ合いを持つ軸止め輪を複数枚配して固定したことを特徴とする磁気ディスク装置のバランス修正機構。